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【薄毛悩みにこそ正しいシャンプー法】男でもコンディショナーはマスト!

  • 2018.2.10
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悲しいことですが、男性はホルモンの関係で薄毛になりやすい生き物。しかも、正しいヘアケアをしないとそれを加速させてしまう危険性もあるのです。そこで今回は知っているようで知らない、毎日するべきヘアケアをご紹介。すべての年代の男性、必見です!

予洗いですべてが決まるんです!

髪を洗う以前に大切なステップ、それは予洗いをすること。まずは、シャンプーをつけずにシャワーのお湯だけで髪をすすぎましょう。ホコリなど大まかな汚れを取り、さらに温熱効果で毛穴を開かせて頭皮を柔らかくするのが予洗いの目的。これをするとしないとでは、その後の洗髪の効果が大きく違ってきますよ。

2〜3分がベストですが、意外と長く感じます。面倒になってこの一手間ごとやらなくなってはもったいない!そこで、1分ほど流して十分に頭皮と髪にお湯が行き渡ったら、シャワーキャップをかぶりましょう。こうすると湯気が閉じこめられて小さなサウナ状態に。こびりついた皮脂汚れをゆるめてくれます。また、頭皮ケアができるシャワーヘッドを導入するのも賢い方法。

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正しいシャンプーの順序、知っていますか?

頭皮がほぐれた状態になったら、シャンプーを手に取ります。ポンプ式を使っている場合、つい勢いで何度も押してしまいますが、たくさん使いすぎるとかえって刺激になったり、すすぎきれないことも。適正量をきちんと量りましょう。そして、シャンプーを直接頭皮にビューッと出している人、いませんか?直接頭皮につけるのも刺激になるのでNG。手間でも一度手のひらにとって、お湯と合わせてから均一に髪に塗布します。

さて、洗う順番ですが、後頭部→側頭部→頭頂部→前頭部で行います。というのも、脱毛リスクの少ないところから始めて、デリケートな頭頂部や前頭部は最後にまわし、短時間で洗いたいから。洗うときは指の腹を使って優しくマッサージをするように。かゆいからといって決して爪を立てたりしないようにしましょう。かゆいということは皮膚が炎症を起こしているというサイン。そんな時にひっかいてしまえばよけいにひどくなってしまいますよね。

もうすこし具体的に手順を追うと、まずは後頭部でシャンプーをしっかり泡立てます。実はここ、ニオイの元の皮脂がたまりやすく、きちんと洗えていないと臭う場所。枕カバーをチェックして臭かったら要注意です。次に、モミアゲなど側頭部を洗うときは手を熊手のような形にして、下から上へと引き上げるようにします。すると顔のむくみもとれてスッキリとしたフェイスラインになって一石二鳥。最後に、頭頂部や前頭部は指の腹を小刻みにジグザグに動かして、ていねいに優しく洗いましょう。

シャンプーが終わったら、すすぎです。男性は豪快にワシャワシャと洗い流して、はいおしまい、という人が多いのですが、すすぎがきちんとできていない可能性が。意識としてはシャンプーをつけて洗っていた時間の3倍くらいを目安にしっかりとすすいで、シャンプーを完全に流してください。すすぎができていないと頭皮が荒れ、かゆみやフケ、そして脱毛につなっがたりするのですから。

また、週に1〜2回はシャンプー前にクレンジグして毛穴ケアをするのがベターです。アイテムにもよりますが、乾いた状態で使うものであれば入浴前に塗布しておいて、15〜20分置いておきます。シャンプーの直前でよいものなら、上記で紹介した予洗い後のサウナ状態に仕込んでおくとより一層、毛穴汚れにアプローチできます。

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シャンプー前の乾いた頭皮に使用するタイプ。国産の天然茶の実から採取した茶オイルなどがメインです。直接頭皮に垂らしてマッサージし、10〜15分ほど放置。週に1〜2度の使用でOKです。

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濡れた頭皮につけるプレシャンプー。毎日使え、手持ちのシャンプーの前に足してもOKなのがうれしい。海草エキスやラクトバチルス、タマヌオイルなどが皮脂のバランスを整えてくれます。

男だってコンディショナーが必須です

短髪の男性はコンディショナーを使わない人もいますが、頭皮の保護の観点からすると保湿は必須です。今どき、男性だって、洗顔後に何もつけないという人はめずらしいですよね。しかし、頭部になるとそれがおろそかになってしまいます。極度の乾燥は頭皮が荒れてしまい、これもまたフケや脱毛の原因に。ちなみにコンディショナーを塗布後、ここでも前述のシャワーキャップを使ってサウナ状態にすることでさらに浸透が進みますよ。ぜひ、普段からコンディショナーをする習慣をつけてください。コンディショナーは普通、髪へと塗布しますが男性用は頭皮にも塗布して保湿してくれる処方になっているものも多くあります。自分の使っているアイテムの使用方法をきちんと確認しましょう。

さらに乾燥やカラーなどで髪のダメージがひどいときはトリートメントでスペシャルケアをするのもいいですね。トリートメントは集中的に栄養を補給し、傷んだ箇所を修復するためのもの。デイリーで使うというよりは、スポットで投入します。サロンでやってもらうのもアリです。そして、ここでもしっかりとすすぐことが重要。「ヌルついているくらいのほうが、成分が残っていて効きそう」と勘違いをしがちですが、それは間違い。必ずしっかりすすいで。

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シルクエキスとセラキュートを配合していて、なめらかなサラサラの仕上がりになるこちら。トリートメントとありますが、デイリーに使えます。グレープフルーツの香りがフレッシュ。

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頭皮を健やかに保つ独自成分・ステモキシジンや髪を内部から補修し、ハリ感・ボリューム感を与えるイントラシランなどを配合したサロン専売品。乾燥や紫外線などで傷んだ髪に最適です。

乾かし方にも作法があります

きちんとすすげたら、次は乾かします。まずは髪を傷めないようにタオルを軽く押し当てて水気をとります。擦るのは禁止。濡れた髪は表面を覆うキューティクルが開いている状態なので、そこを擦り合わせると傷ついてしまって元に戻りません。そうすると切れ毛やパサツキが起き、さらに見た目のツヤにも影響してきます。

また、いつまでも半乾きにして放置しないのも重要なポイント。雑菌が増えてしまいニオイの元となるのです。速やかにドライヤーで乾かしましょう。まずは髪の毛を指で持ち上げるようにして頭皮に風を送ります。ここで注意して欲しいのがカラカラになるまで乾かさないこと。おおよそ8〜9割乾かせばいいでしょう。乾燥させすぎると、やはり肌荒れの原因になってしまうのです。

Dyson Supersonic (アイアン/ブルー) ¥45000/dyson

風を操るのがお得意のダイソン。強力なデジタルモーターを搭載したドライヤーは速乾できます。髪表面が熱くなりすぎないから髪のダメージがグンと減るはず。

注目のアウトバストリートメント

今、男性のあいだでも注目されているのがアウトバストリートメントです。洗髪後、ドライヤー前の濡れた髪に塗布するものが多いですね。ドライヤーの熱から髪を保護してくれるもの、栄養を与えてくれるもの、パサツキやツヤのなさをケアしてくれるものなど、自分の目的に合ったものを選びましょう。

また、洗面台に置いておいても恥ずかしくない育毛剤も出てきました。これもドライヤーの前に頭皮に塗布を。マッサージはシャンプーと同じように爪を立てずに指の腹で頭皮に浸透させて。マッサージしながら、頭頂部の「百会(ひゃくえ)」やこめかみの「太陽」、襟足の「天柱」などのツボを押すとよいでしょう。効果的なマッサージができるギアを取り入れてもいいですね。

ある程度、髪が長い人はヘアミルク等でツヤだしをするのもいいでしょう。髪の表面にツヤがないと途端に老けて見えますし、時には不潔な印象を与えることもありますから。

ザ・グルーミング スカルプエフェクター 120ml ¥5000/資生堂プロフェッショナル

スタイリッシュなパッケージでおよそ育毛剤とは思えません。生体関連成分アデノシンを配合しており、男性の悩みにアプローチ。太く強い髪へと導いてくれます。医薬部外品。

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シリコーン製の頭皮用ブラシ。シャンプー時にも、そしてマッサージやツボ押しにも使える便利グッズです。弾力があるのに柔らかいから、頭皮にちょうどいい刺激が気持ちいい!

フローディアコートミルクモイスト 95g ¥2800/デミコスメティクス

ダメージを受けた部分だけに反応するバルネイドシステムを採用したヘアミルク。男性の普通毛〜太毛、硬毛にまとまり感を与え、うるおい感がアップ。ツヤのない髪を気にしているならぜひ。

このように普段何気なく毎日行っているシャンプーやドライヤーもひとつひとつをていねいに行うことが大切です。最初は「ちょっと面倒……」と思うかもしれませんが、慣れてしまえばカンタンです。ホルモンの関係で男性は脱毛しやすく、薄毛になりがち。今からでも遅くありません、意識をしてヘアケアに取り組んでくださいね!

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