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12人の女性プロアスリートが伝授する、フィットネスTIPS12

  • 2018.2.8
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ジョアンナ・コンタ

「私からの最善のアドバイスは、あなたのフィットネスをもう1段階レベルアップさせる方法を見つけてみて。たとえば私は、屋内のクライミングにすごくハマっていたの。テニスコート上でないから、みんなもトライしやすいでしょ。しかも素晴らしいフィットネス効果があって、私のカラダと心を強く鍛えてくれるの。私がコートの上で勝負するときにも助けになってくれるのよ」

オーストラリア出身。2012年にイギリス国籍を取得。現在、英国でナンバーワン、世界ランキング第9位のプロテニスプレーヤー。2017年はウィンブルドンでベスト4入り。

デジレ・ヘンリー

「ジムに通わずに2018年の目標を達成できるようにしましょう。ボディウェイト・ホーム・サーキットは効果的よ。私のデイリーサーキットは、家の狭いスペースでもできるメニュー。スクワット25回、カーフレイズ(かかとを上下させるふくらはぎのトレーニング)25回、シットアップ(腹筋)25回を続けているわ」

チームGB(イギリスのオリンピック選手団のブランド名)に所属する陸上100mと200mが専門のスプリンター。イギリスの女子4×100mリレーのメンバーとして、2016年リオオリンピックでは銅メダルを、2017年の世界陸上では銀メダルを獲得。

サラ・ストーリー

「マインドセットはよく見過ごされがちな大切なツールだと思うわ。正しいマインドセットが、新しい目標を達成するためのより良い環境作りにつながるの。あなたが見た目や体調面でより健康的になりたいのなら、現実的に自分自身が変わることでどうなりたいのかについて、よく考えなければならないわ。マインドセットは厳しくタフになるということだけじゃなく、自分にできることを認識して、挑戦的でありながらも達成可能な目標を作ることがポイント。正しいマインドセットができれば、目標までの道のりをよりリラックスした状態で楽しむことができるようになるの。そして苦楽にも動じず、鏡に映る自分を見つめることができて、自分に必要なのは正しい食事なのか、より多くの運動なのか、より多くの睡眠なのか、正直になれるわ」

イギリスの自転車競技選手。イギリスの女性パラリンピック選手としては最も成功した存在として知られている。

クラウディア・フラガパーネ

「さまざまな課題を設定して、友人やグループの仲間たちと一緒に運動することが、私のオススメのTIPよ。より楽しくできるし、互いに目標を誓い合うことで、より厳しくなれると思うわ」

コモンウェルズゲームズで4年連続優勝の記録を持つ、イギリスを代表する体操選手。2017年にカナダ・モントリオールで開催された世界体操選手権では、床で銅メダルを獲得。

リンジー・シャープ

「もしあなたが有酸素運動の改善法を探しているなら、まず達成できそうな目標を持つことから始めるといいと思うわ。10kmか、ハーフマラソンくらいのね。有酸素運動は多くの人が楽しめずにいるけど、路面やペース、エクササイズを変えて、さまざまなバリエーションで続けていけば、楽しみながら効果を得ることができるはず」

陸上女子800mのチームGB選手。2012年のヨーロッパ陸上競技選手権においては同種目で金メダルに輝いた。また、アディダスのアンバサダーを務めている。

アシャ・フィリップ

「1日1日をしっかりこなし、間違っても自分を責めたりしないで。できなかったら、やり直せばいいだけ」

チームGBの100m専門スプリンター。デジレとともに4×100mリレーのリオオリンピック銅メダル、世界陸上銀メダルに貢献し、2017年はヨーロッパ室内陸上競技選手権の60mで優勝。

エリノア・バーカーMBE(大英帝国勲章第五位)

「少しラクに考えてみたらいいと思う。自転車の場合は装備一式を持ち歩くことが難しいし、旅先でトレーニングすることも難しい。雨の時や路面が凍っている時にモチベーションを上げるのも大変だから、必要に応じて屋内でのトレーニングになっても仕方がないと割り切っているの。電動自転車やフィットネス用バイクなどを使って、週に2度は体力やコンディションを整えるためにジムでトレーニングするようにしているわ」

ウェールズ出身の自転車競技選手。2016年リオオリンピックでは団体追抜で優勝。世界記録保持者。

シェレイナ・オスカン=クラーク

「一貫性が重要。ただ無理に運動をすればいいわけではなく、食事や休息、回復など、すべてが含まれるべき。あなたのコアの部分を無視することも簡単だけど、それはあなたの基礎であり、強さや有酸素運動に違いが生まれてくるから、まずは一貫して続けていくことを心がけてみて」

チームGBの800m選手。2017年のヨーロッパ室内陸上競技選手権では銀メダルを獲得。

ビアンカ・ウォークデン

「私からの最善のアドバイスは、あなたがどんなプログラムやレジームを取っているかにかかわらず、毎日、特に寝起きや寝る前にたくさんの水を飲むことよ。水分補給が最も大切なの」

テコンドーの選手。リオオリンピックでは銅メダルを獲得。2015年、2017年の世界選手権で優勝。

ラビアイ・ニールセン

「私は毎日練習をしている。もし同じルーティンやセッションを何度も何度も繰り返しやらなければいけなかったら、すぐに飽きてしまってやる気をなくすわ。トレーニングが嫌にならないように、ウォームアップでも実際のセッションでも、いつも違うことをやりたいと思っているの。ノーマルなフィットネスのルーティンにこだわる必要はないわ。長距離走の代わりにインターバル走をしたり、ヨガの代わりにズンバをしたり、普段はやらないことを取り入れられる大胆さを持ってほしい。それが何であれ、新しい挑戦でモチベーションは上がるし、あなたの身体も新しい刺激の恩恵を受けるはずよ」

イギリスの陸上400mの選手。2017年世界陸上の4×400mリレーでは銀メダルを獲得。

ロレイン・ウゲン

「いつもワークアウトの前に食事をして、燃料を補給しておくこと。普段の私は朝食にさまざまなバリエーションの卵と、トースト、アボカドを食べているわ。卵は良質なタンパク質の源で、重くないの。そして、運動した後は1時間以内に食事をとること。あなたの身体は運動する時にたくさんのタンパク質が分解されてしまうから、できるだけ早く摂取して回復に役立たせる方がいいわ。他には、運動をし始めると筋肉痛になってしまうけど、動かしていくことで筋肉は慣れるから、痛くても続けていくことが大事。トレーニングの間に休みを作ってしまうと体力もつかないし、そのトレーニングがいつまでたっても自分の身にならないから」

陸上走り幅跳びの選手で、英国の記録保持者。リオオリンピックでは決勝に進出。2017年のヨーロッパ室内陸上競技選手権では銀メダルを獲得。

ステフ・ホートン

「健康的な生活を送るということは、本当に物事の組み合わせによるもの。定期的に運動をして、よく食べて、いい選択をして、前向きに考えていくべきだと思うわ」

マンチェスター・シティに所属するイギリスのサッカー選手。2015年女子W杯でイングランドを初の準決勝進出に導いた。2012年にはチームGBの一員としてロンドンオリンピックに出場。

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