実際どうなの？妊娠中の夜の夫婦生活を聞いてみた

妊娠中は、心も体も不安定でデリケートな時期。おなかに赤ちゃんがいる、という意識もあって、夜の夫婦生活に影響が出ている夫婦も多いのではないでしょうか。

ですが、実際よそのご夫婦は妊娠中の夫婦生活はどうしているんだろう…と気になるところ。あまりつっこんでママ友にも聞けませんよね。

今回は、１１人のママに、妊娠中の夜の夫婦生活について 聞いてみました！

●妊娠中もしていた 7人

｢避妊具をつけて、優しくしてました。頻度は減りましたが…｣（３０代／女の子ママ）

｢夫も気遣ってくれていたので、張ったら休憩するようにしてます｣（２０代／妊娠９か月ママ）

｢安定期限定でしたが、普通にしてました。自分の気分が乗らないときもありましたが｣（３０代／男の子ママ）

今回聞いた11人のママのうち、７人が妊娠中も夫婦生活をしていた、と回答してくれました。

「普段通り変わらずしていた」という派のママから、「安定期～後期限定」「体調がいいとき限定」と時期やタイミングを限定して楽しんでいた 、というご夫婦もいました。

妊娠中は、とてもデリケートな時期ですが１人目のお産前であれば夫婦２人きりでいられる最後の時間 でもあります。

赤ちゃんが産まれてからは、ママは夜育児疲れでヘトヘトだったり、赤ちゃんの授乳で忙しく、赤ちゃんと一緒に寝るようになって気になってしまったりでなかなか夫婦二人の時間が取れません。

産後も、夫婦らしく過ごしていくためには、妊娠中もスタイルを変えて夜の夫婦生活を楽しむ ことはとてもいいことだと思います。

ただ、妊娠中はママの体調が第一優先なので、少しでも調子が悪いな、と思ったときは旦那さんに必ず伝えて、ゆっくり休むようにしましょうね。

●妊娠中していなかった ４人

｢1度流産した経験があるので、しませんでした｣（２０代／女の子ママ）

「夫がわたしの体と赤ちゃんが心配、といってしたがらなかったので、妊娠中しませんでした」（３０代／女の子ママ）

｢現在妊娠中ですが、してません。そのかわり、スキンシップ、一緒にお風呂に入る、キスは意識してたくさんしています｣（２０代／妊娠６か月のママ）

１１人中４人のママが妊娠中は夫婦生活をしていなかった、と回答し、少数派となりました。

今回のアンケートでは少数派となりましたが、ママかパパ、どちらかや両方が赤ちゃんのことを気にしてできなかったり、妊娠期間中一貫して体調がすぐれなかったりして、夫婦生活をお休みするカップルはたくさんいます。

妊娠中は心もものすごく不安定なので、そういう気分になれない…というのが正直なところのママも多いのでは。

逆にママは仲良くしたいのに、パパが怖がって…というパターンも 。

妊娠中は、赤ちゃんの命、ママの心身の調子が最優先なので、何か心配事のあるカップルの場合お休みするのは自然の流れですね。

行為そのものをお休みする分、スキンシップや会話を豊富にして、夫婦関係を常に潤わせておく 意識をしているママさんもいて、とても素晴らしいと思いました。

妊娠中の夫婦生活をお休みする場合、大切なのは産後の再開のタイミング。

もしお互いのタイミングが合う時に、産後の再開のタイミングについて話し合っておくのもいいですね。

筆者は、妊娠中期で切迫早産をになりしばらく夫婦生活をお休みしていましたが、産後の一か月検診で夫婦生活のOKをもらったので、それを夫に伝えて再開、という流れになりました。

２人目以降の妊娠のスケジュールにも関わってきますので、再開のタイミングは意外と重要 です。

●妊娠中の夫婦生活について、話し合える時間があると理想

妊娠中の夫婦生活が変わるか変わらないかは、ママの体調次第でもありますがパパの価値観の違いも大きく影響してきます。

「妊娠中でも特に気にしない」パパなら、ママが体調のことをうまく伝えておく必要がありますし、「妊娠中は控えたい」パパなら、ママの理想とする頻度や産後の再開のタイミングなどを話し合って おけると最高です。

パパ・ママになっても、お互いに不満がない夫婦生活のために、マメにお互いの価値観を確認しあえるといいですね。

●モデル／藤沢リキヤ・福永桃子
●ライター／ましゅまま