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バレンタインに告白なんてしなくてもいい。恋愛下手なあなたに贈るオネエからの“義理”アドバイス

  • 2018.2.1
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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。

もうすぐバレンタイン。オフィスでの義理チョコ、自分へのご褒美チョコとかOLのみんなにはなじみ深いイベントだけど、チョコ祭りの影に隠れてしまった「愛の告白」はうまくいきそう?

告白する相手が今いなかったとしても、「どうしたら好きな相手への告白がうまくいくの?」とかよくある相談よね。普段は積極的な人でもいざ恋愛となると奥手になっちゃったりするし、それは男も女もオカマも変わらずに「恋愛下手」って結構います。

今回はそんな「告白」について、アタシの経験から、みんなのためになるかどうかは知らないけど、余計なアドバイスを。

「告白」しなくても付き合うことってできるんです!

まずアタシ、今までに何人も付き合ってきたけど、「告白」ってちゃんとしたことはあまりないかも…。そして「告白」されたこともほとんどない。

まぁ、“片思い”をするというより“自分を好きになってくれる人が好き”ってタイプだから、結構ドライに「この人が自分に合うか合わないか」で恋愛をしちゃっているところはあるんだけど。年齢とともに好きになるタイプも変わってきて、コロコロ相手が変わっていた昔と違って、今は落ち着いた付き合いができるようになってきました。

そう、たとえ「告白」しなくても付き合うことってできるんです!

愛の「カミングアウト」より「カミングイン」の発想で

なんか結論から書いちゃった感じではあるけど、「愛の告白」もまぁある意味“カミングアウト”。

「同性が好き」と言うか、「あなたが好き」と言うかの違いでしょ!

そこで思うのが、初回のコラムでも紹介した自分から受け入れられるようにする「カミングイン」という発想。

相手に気に入ってもらえるようなことをそれまでに何もしていない状態でいきなり告白するよりも、相手が自分のことを気になり始めたころに告白したほうがうまくいく確率は上がるんじゃないかしら? ちなみに、それって振り向いてほしいから自分をかわいくするとかじゃなく、相手がうれしいことをしてあげるってことよ。そんな相手との関係づくりがうまくいけば「告白」しなくても付き合えます!

ターゲットの広い「誰専」のほうが恋愛はおトク

とはいえ、恋愛下手で相手との関係もどうすればうまく築けるのかという人も多いはず。

アタシの周りにもモテるのにいまだパートナーの見つからないイケメンが何人もいます。そんなイケメンたちを見ていて思うことだけど、「相手に求めていることが多い」んですよね。そんなことはないって本人は言ったりするけど、逆に言うと「“これはダメ”ってのが多い」。

アタシなんて誰専(好みが広いってこと)だから、そもそも同じ数出会えばマッチする確率もその人よりは高い。妥協を許さない性格の人に多い傾向だけど、そんな人は自分で恋愛の可能性は狭めていますよね。よほど美男・美女なら相手を選べるだろうが、普通はそこまでではないでしょ。

結局のところ、選ばれるのは“愛”ある女

ということで、みんなの参考になったかどうか知らないけど、下手に自分の思いをぶつける「告白」よりもちゃんと相手のことを思って「関係づくりをする」ほうをアタシとしてはおススメしたいな。

美輪明宏さんの名言で『すべて自分本位の欲望が恋、すべて相手本位の思いやりが愛』とありますが、やはり自分本位から変われなければ恋で終わってしまうんでしょうし。まぁ若いうちはバレンタインも楽しんで、いっぱい恋をしていいと思います。でも、いい人と出会って関係を築きたい気持ちになったら、ちゃんと愛してくださいね。

たまに電車の中とかで「あの人ブスなのにどうして彼氏いるの?」ってことだってあるでしょ。外からどうこう言う必要もなく、そこにはきっと“愛”があるのよ。

■PROFILE

T子
新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。

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