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むしろ「いい恋」になるかも。相性が悪い人を好きになる理由

  • 2018.1.30

こんにちは。沙木貴咲です。好きな人ができて、ふと占いで相性を見たら「悪い」と出ていた時、どうしますか?それだけを理由に諦める人はあまりいないでしょうが、やっぱり不安になりますよね。
あるいは、「この人、性格が合わないのに妙に気になる・・・・・・」と感じて、恋が始まるケースは少なくないかもしれません。
相性が悪いのに、なぜ好きになるんでしょうか?理由を探ってみます!

■■相性が悪い人を好きになるシチュエーション

相性が良くない人を好きになる時、その人のどこに魅力を感じ、どういう影響を与えられるのかをまず考えてみます。
たとえば・・・・・・自分には真似のできないことを簡単にできてしまう彼。「すごいな」と思うし、なんだか憎らしく思うときもあるけど、好き・・・・・・。
これは、マンガ「君に届け」(集英社:椎名軽穂)の爽子と風早くんパターン。「イタズラなkiss」(集英社:多田かおる)のドジな琴子と聡明な直樹や、「クローバー」(集英社:稚野鳥子)の沙耶と柘植さんもそうでしょうか。
真逆の性格や考えを持つ人には誰もが消極的で、近づきたくなかったり、話をする前から相手を否定しがちですが、逆に、自分にはない個性や価値観に新鮮みを感じて惹かれることもあるもの。で、いつもならすぐ否定してしまう意見にも、「好きな人が言うことだから」と耳を傾けるはず。考え方が違う相手だからこそ、
「見習いたい点」「学ぶべき点」がたくさんあるでしょう。つまりこれが、相性が良くない人を好きになる理由なんです。

■■人を好きになる「理由」

そもそも、人を好きになるには「理由」があります。それをちょっと恋愛っぽくない表現をしてしまうと・・・・・・人を好きになることで多くの学びが得られるからなんです。
日常生活ではさまざまな人と関わってお互いに影響を与えますが、恋心を抱く相手は特に、影響力が強い特別な存在です。
そして、好きな人とは付き合いたいし、そのために自分磨きをしたり、アプローチして努力したりします。恋人同士になってからも、意見がすれ違えば何とか理解し合おうと頑張るはず。
こういったことすべてが、自分の人間性を高める貴重な体験になるんですね。
好きな人を知り、関係を深めていく中で、相手から多くの学びを得る・・・・・・。学びというと難しく聞こえるかもしれませんが、恋する喜びを味わうことだって大切な学び。恋愛の醍醐味といえます。
恋することで、あなたは知らず知らずのうちに人間性を高めているんです。

■■恋は基本的に「ないものねだり」!?

ちょっと話がそれてしまいましたが・・・・・・恋愛ってそもそも「ないものねだり」をすることが多いんです。
年上や年下、異年齢の男性を好きになるのは、ジェネレーションギャップが魅力に感じるからで、尊敬できる人を好きになるのは、自分ができないことをできる人だから。また、男性が女性を抱きたいと思うのは、男の肉体にはない柔らかさや細さを求めるからで、女性の場合はその逆・・・・・・そう考えると、相性の悪い人ほど魅力的に見えるのかもしれませんね。
占いで相性が悪いと出たから諦めようとか、好きになるのをやめておこうと考える人もいるかもしれませんが、相性が良くない組み合わせは決して悪いことではないんです。うまくいかない部分があるからこそ、エキサイティングな恋が楽しめるし、「学び」も多いでしょう。

■■さいごに

相性が良くない人と付き合うと、当然ケンカもあるし、場合によっては失恋するかもしれません。でも、うまくいかない恋にもちゃんと意味があって、ただ悲しい、腹立たしいだけではないんですね。
ケンカや失恋によって心は鍛えられ、もっと自分に合った恋人を見定める目が養われたり、悲しみの乗り越え方が身に付いたりするでしょう。
恋愛って、好きな人を独占したいからするんですが、なぜ恋をするのか?と突き詰めていけば、すべては自分の人間性を育てることに繋がるんだと思いますよ。
そう考えれば、わざわざ相性の良くない人を好きになる不思議も、受け入れやすくなるんじゃないでしょうか。(沙木貴咲/ライター)
(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)

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