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子どもの短所とどう向き合う?短所を長所へ転換する見直し術

  • 2018.1.25

子どもと毎日向き合っていると、短所ばかり目につくということはないでしょうか?「なんでうちの子はこうなんだろう」と悩むママも多いと思います。そもそも短所とはなんでしょうか?性格だから直すことはできないと思っていませんか?

ママの考え方次第で短所を見直すことは可能です。短所の見直し術を知って、今日から始めてみましょう。

子どもの短所はどんなところですか?

ママが思う子どもの短所で多いものは以下の通りです。

・諦めが早い、集中力がない

・けじめがつけられない

・内向的、恥ずかしがりや

・忘れっぽい

・楽しくなると周りが見えなくなる

他にもその子により色々あると思いますが、同じようなことを感じるママは多いのではないでしょうか?

見方を変えれば長所に変えられる!

短所と一言で言っても、それは物の見方で変えることができます。見方が変われば短所が長所になるのです。どのように見方を変えればよいのか、例を挙げてみます。

・わがまま → 自分の考えをしっかり持っている

・集中力がなく立ち歩く → 好奇心が旺盛である

・騒がしい → いつも元気である

・すぐに泣く → 感受性が強く繊細である

などなど。こういった見方を変える発想は、“リフレーミング”と言います。

短所が目につくと「いつもチョロチョロして!」とイライラしてしまいますが、こうやって長所に転換してみると「こういうことにも興味があるのか」などと違った目で見ることができます。少し余裕を持って接したりイライラする気持ちを減らしたりすることができるでしょう。

短所が目に付きとっさにリフレーミングできない場合は、まず共感してみましょう。共感すると「ママは私のことを分かってくれた」と子どもは思い、言うことを聞こうという気になるものです。

シーン別の打つべき一手

短所を長所に・・・と言っても、つい叱ってしまうということは多いと思います。シーンによりどんな言葉かけや対処をしたらよいのか、具体的に見てみましょう。

・支度にぐずぐずする

→ 模擬時計などで見通しを立てやすくする

まだ時計が読めない子の場合です。例えば8時に家を出るなら、本物の時計の横に8時を指した時計の絵を貼っておき「時計が絵と同じ形になったら家を出るよ」と言っておくと、見通しが立てやすくなり支度に取り組みやすくなります。繰り返すことで時間的な感覚も身につくでしょう。

・気に入らないことがあると八つ当たりをしてくる

→ 言い聞かせようとせず共感する

「いい子にしなきゃ」という観念があるとつい言い聞かせようとしてしまい、余計に子どもの反発を招くことになります。さらに脅したりすることは、子ども自身もそれを他人に応用するようになってしまい逆効果です。八つ当たりをする時の気持ちに寄り添い共感することで話を聞いてくれる気持ちになります。

・すぐに人にやってもらおうとする

→ 鼻歌などで楽しい雰囲気にしながらやってあげる

子どもが何かできない時に親が小言を言いながらや叱りながらやってあげると、子どもは自信がなくなり余計にできなくなってしまいます。また、自立するためには無理なことを親がやってあげる方が効果があります。鼻歌などを歌いながら楽しい雰囲気でやってあげると徐々に自分でやろうという気持ちになってきます。

・「買って」と言いだすと聞かない

→ まずはその場を離れて、“気分を変える言葉”をかける

欲しい物の前で「だめ」と言い続けても気持ちが切り替わりません。場所を変えてから「欲しいよね」などと共感して、買えない理由を説明します。そして「公園で遊んで帰ろう」などと、気分を変える提案をしましょう。

・お友だちへきつい言葉を言ってしまう

→ 良い言い方を褒める

怒る時きつい言い方をしていても、普段からそういう話し方であるということはないはずです。良い言い方をした時は「今の言い方は良かったね」「そう言ってもらえるとお友だちもそうだなって思えるよね」など、褒めてあげましょう。どういう言い方が良くて、どういう言い方が悪いのかを徐々に学んでいきます。

また、他人への怒り方・言葉などは親の真似をしているというケースがほとんど。大人も普段からの言葉遣いを気にしてみましょう。

短所について「この子はこういう性格だから直らない」などと決めつけてしまうことが一番よくありません。良い転換をしながら気持ちに寄り添い向きあ合ってあげることが何より大切です。まずは1週間意識してみましょう。子どもだけではなくママも気持ちに変化があるのを実感できるはずです!

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