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いい恋をするには、「恋のToDoリスト」で目標見える化!

  • 2018.1.24

「なんで私いつもこうなんだろう・・・・・・」恋愛って、ついつい同じ失敗を繰り返してしまいがちです。欠点や弱点がなかなか克服できないのは、恋愛を「心でするもの」と捉えるあまりに、具体的で客観的な目標を掲げて、これをクリアしていくっていう姿勢があまり持ちにくいからなんでしょうね。
今日からは、その日「失敗しちゃったなぁ」と感じたことや「こうすればよかったのに」と反省したことを、メモの形にしてあなたの成長を「見える化」してみませんか?

■人は忘れる生き物

昔数学の先生が言っていましたが、人はとにかく、忘れることが得意。「大事なことだから忘れないぞ」って覚えたふりをして、いざという肝心なときに限ってそれを思い出せない。そういう図太いというか、タチの悪い性格なのかもしれません。
テストでもなんでも、「これは覚えておこう」と思うだけでちゃんと覚えていられるのなら、みんな100点を簡単に取れてしまうはずで、このことからも、その「忘れっぽさ」がいかに相当なものかはすぐに実感できますよね。
だから例えばあなたが、「もう彼に何か注意をするときにも、いちいち嫌味っぽく言わずに、かわいく伝えよう」とか「寂しくなっても、不安にさせたりして気を引くのはやめよう」とか思って心のなかで決意をしても、それはきっと、また同じ場面に遭遇したときには綺麗に忘れ去られてしまってる。
恋愛ではとくに感情的になりやすいですから、なおさら自分の理性が作った決まりごとをしっかりと思い出して守っていくというのは難しいことなのです。

■「書くほど」だったということ

でも件の先生は、ただあんな絶望的なことを話しただけじゃなく、ちゃんと解決策も教えてくれました。
それは、「繰り返すこと」です。当たり前のことですので、長い説明は不要だと思います。上述のような決心をしたとき、それを心に秘めるのではなく、ノートなどに見える形で書き留めておく。最近はスマホでもメモ帳がありますから、これでもいいですね。
それで、1日に一度、自分が立てた目標、反省点を眺める。それからデートの直前にも、ひょっとしたら最中にも眺める。こうすれば忘れませんし、それ以上にメリットもあります。「文字」というものの記憶に残る効果は(心の中で描いただけの決意と比べれば)はるかに大きくて、肝心なとき、まさにそれを思い出すべきときに、自分が書いた文字がふわっと頭に浮かんでくるはずです。
正直、こうしたToDoリストを書くのも、読み返すのも、ちょっと辛いと思います。自分の恋愛における失敗が、まんまと形になって、それを自分の手で自分に見せつけるんですから。自分の黒歴史を、毎日フラッシュバックさせられるようなものです。でも、そのたびにきっと、「こうやってわざわざ文字に書いてまで、未来の私に伝えたい」という過去の自分の気持ちが届いてきます。
忘れがちな人間は過去の失敗も簡単に忘れますが、こうやって見返すことで、「このメモを書くときの辛い気持ちに、またなるのは嫌だな」とか、「同じ失敗をまたメモに書くのって、すごくみじめだろうな」とか、そういうリアリティのある反省をすることができて、今度は、ちゃんと、成長できるはず。

■成長も見える化

これもあまり恋愛では意識されないことですけど、仕事でも勉強でも、スランプに陥ったときには、とにかく自分のやっていることが正しいと、自分で自分を信じることの大切さがよく説かれます。
結果はあくまで運の要素も絡んでくるので、自分の頑張りが実らないこともありますが、頑張りが間違っていなければ、いつかは必ず身を結ぶはず。
恋がうまくいかないスランプのときでも、これまで自分が書き留めて、そして克服してきた失敗の数を見返して、「自分はたしかに、いい方向に行っている」と実感できれば、卑屈にならず、いい意味で「やることはやってきた。あとはなるようになる」と開き直って、自分に運が向いてくるのを安心して待つことができると思います。
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恋はどこまで行ってもよくわからないもので、これはずっとそうだと思いますが、一方で、自分の手の届く範囲内でどうにかできる部分もあることはたしか。
よくわからないからって、運命の要素があるからって、行き当たりばったりではなく、着実に歩むべき道を歩みつつ、仮に不運が訪れても「これは100%運が悪い。私は頑張ったし」と胸を張って思える自分でいたいですね。そのために、目に見える形で、前に進んでみませんか?(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

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