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草間彌生がデザイン! 高麗屋三代襲名披露「二月大歌舞伎」の華麗なる祝幕。

  • 2018.1.24
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2017年6月草間彌生氏の美術館で、今回の祝幕となった3点のうち、一つの原画の前にて。 草間彌生(左)、十代目松本幸四郎(右)   (C)YAYOI KUSAMA
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今回、この記念すべき公演の祝幕のデザインを手がけたのは草間彌生。デザインをオファーする際には、松本幸四郎みずからが手紙にその思いをしたためたのだそう。「襲名披露興行にあたりお力をいただきたい、先生の作品をかけさせていただくことで、それをエネルギーに、一生に一度の大きな興行を勤めきりたいという風にお願いをしました」と幸四郎。「20年ほど前に一度お会いしたことがございますが、それよりも前からずっと先生の作品が大好きでした。草間先生の作品にある洗練された美しさの中には、歌舞伎に共通するものがあるのではないかと感じたのです」

3点の作品からなる祝幕は親交のある中野道代さんから提供されたもの。デザインを手がけたのは草間彌生だ。草間が2009年から精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」の中から、2017年に制作された3点の作品を並べたデザイン。絵画のみがプリントされた幕(布)のデザインは、草間彌生の作品ではミュージアムグッズ以外初めてで、「祝幕」のような大きな幕になるのは、世界で初めてのことだ。草間も「この度の襲名の素晴らしさに世界中の人々が心を打たれております。これからのあなたに人生のすべてを開拓してゆく事を心からお祝い致します」と祝福の言葉を寄せた。
参照元:VOGUE JAPAN

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