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今月のカバーガールは石原さとみさん「髪を切って、メイクもファッションもガラリと変わりました」

  • 2018.1.23
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「MAQUIA」3月号では、表紙に石原さとみさんが登場。美しさだけでなく、プロフェッショナルなメイクの腕を持つ石原さんのスペシャルインタビューをお届け。

その唯一無二の美しさと存在感で、多くの女性たちから羨望の眼差しを集める石原さん。実は、ドラマや映画などでは自分でメイクをこなしてしまうほど、プロフェッショナルな腕と視点の持ち主だ。というわけで2018年の春色が勢ぞろいした今、似合うメイクの見つけ方、教えてください!

Q.今日、撮影したメイクで
一番気に入っているのは?

A.ベージュのワンピースに
合わせた黄緑のアイメイク!
普段の私には、黄緑って
勇気のいるカラーなので

「私……黄緑色って勇気がいるんですよ。鮮やかでハッキリした色ってなかなか挑戦できないんですけど、髪のカラーをすこしカーキっぽくしているので、メイクも自然と馴染みやすくなっているんじゃないかと! だから今がチャンス(笑)。あ、そういえば今日私服でもグリーン着ていますね(笑)。噂のピスタチオグリーン。というのもつい先ほど、偶然にも2018年のラッキーカラーだと聞きました。この色は好きですね。次のページのパープルのメイクも好きでした」

Q.石原さとみさん、
似合う春色
どうやって
見つけますか?

A.髪を切って、メイクも
ファッションもガラリと変わりました

「現在出演させて頂いているドラマ『アンナチュラル』をきっかけに、ボブにしたんです。そうしたら色々と気分が変わってきて。髪が長いときはイヤリングや指輪ばかり買っていたのに、今は首回りがすっきりしたからか、どこに行っても長めのネックレスばかり見てますね。べレー帽もすごく買ってるし、洋服も柄ものやディテールに主張のあるものが増えたかも。メイクもリップメインから目元中心になって、すこしクールめに。やっぱりヘアスタイルってすごく影響していて、それに合わせて潔く変えるほうかもしれないです」

Q.最近のメイクの
ポイントを教えてください

A.目元メイクが気分です

「今はアイシャドウが断然気分。ボブでチークやリップを塗ると場合によっては子供っぽくなったり甘くなりやすいので、ポイントは目元におくのが丁度よくて。少し前まではボルドーとか赤み系が好きだったんですけど、カーキやグレーみたいなスモーキーな色が多くなりました。ビューラーもなしで、ライナーも横に長めに。眉の毛流れも下げて、目との間を狭くホリ深な感じがお気に入りです」


Q.リップメイクが似合う石原さんが
今つけたいリップの色は?

A.朱色!

Q.春のカラーメイクは
どう取り入れるのが
失敗がないですか?

A.ワントーンで仕上げるのが
いいんじゃないかな

「例えばオレンジ色のアイシャドウを上下のまぶたにのせたら、ワントーン暗めな同じオレンジ系で引き締めると簡単でラクだと思うんです。同系色だから失敗しにくいですよね。そこに、思い切ってチークを抜いてみる。カラーメイクのときにフルメイクをするとうるさくなってしまうこともあるから、目と頬と唇のどこかをポイントにして、マイナスする部分を作るとまとまりやすいはず。あと、アイシャドウと同じ色で眉を描くのもオススメ。そうするとさりげなく顔全体のカラーニュアンスが強まるんです。映画『シン・ゴジラ』の時はまさにこのテクを使って、ダークブラウンやグレーを混ぜたワントーンにしていたんですよ」


Q.抜け感のあるメイクに挑戦したい
けど、顔がぼんやりしてしまいそう。
どうすれば大人っぽく、品よく仕上がる?

A.眉にこだわれば大丈夫

「どこか抜け感がないな~っていうときは、眉を変えてみるのがいいかも。実はすごくメイク感が強く出やすいパーツだと思っていて。眉を整えたり描いたりして強さを出すんじゃなくて、ナチュラルな印象だけど強さが出せたらいいと思いません? その場合、眉を下に下げるようにとかすのがカギで、ほどよくボサッと柔らかい印象になるんです。あとは足りない部分を描くだけでOK。ただここでブラウンで描くと柔らかくなりすぎるので、眉の色に自然に馴染むグレーで強めに。フォルムは抜けているけど色で強さを出す、このメリハリのバランスがポイントです。『アンナチュラル』のメイクも、実はこのテクニックを使っています」


MAQUIA3月号

撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/宮澤敬子〈WHITNEY〉 取材・文/森山和子 撮影協力/アワビーズ


【MAQUIA3月号☆好評発売中】

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