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2人目は楽…は間違いだった! 長男のお泊り中、1歳次男がとった驚きの行動【笑いあり涙あり、テンパりママの男子2人育児 第12話】

  • 2018.1.23
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こんにちは。tomekkoです。

2018年もわが家のドタバタな日々にお付き合いいただけたら幸いです。

さて、この年末年始、わが家もいろいろありました。
いつも両方の実家に帰省するのが定番で、今年も特別な予定はありませんでした。

でも、クリスマス後に急展開がありました。
長男がおじいちゃん、おばあちゃんの家へ1人でお泊まりに行くと言い出したんです。

ワタシの仕事と体調のサポートとして、長期間わが家に滞在してくれていた義母がいよいよ帰宅する、その2日ほど前。

冗談半分で義母が「長男くん、おばあちゃんの車乗って一緒に帰る~?」と言ったところ、迷うことなく「行く!」と答えた長男。

最初はその場限りかと思っていたのが、どうやら本気みたいです。

「いいの?お母さんたちすぐには行けないから4日くらいお泊まりすることになるよ?」
「車で何時間もかかるとこだよ?」
と何度も確認しましたが、決意は揺らがない様子。

あまりに急で保育園の先生方もびっくりしていましたが、年明けには6歳、そして春には小学生になる長男の心の成長に任せよう、と義父母にお願いすることにしました。

いままでも1日くらいはお泊まりしたこともあったんですが、4日も離れるのは次男の出産以来。

長男はいつもこういう別れのとき、泣いたり甘えたりもせず、不思議と大人びたアルカイックスマイルで去っていくので、こちらの方が寂しさと切なさと心細さと(篠原涼子風に)で泣きそうでした。

とはいえ、正直中期とはいえ妊娠中の身で2人の対応をするのは、日々いっぱいいっぱいだったのも事実。
2人よりは1人の方がずいぶん楽だろう…なんて…

甘いこと考えててすいませんでしたー!! な出来事が。

生まれたときから常に兄がそばにいるのがあたり前の次男。

ワタシは自分がひとりっ子なので、どちらかというと1人でいる方が楽ちんで、きょうだいのいる人の感覚がわからないので、
「いつもあれだけケンカしてるんだから、ひとりっ子時間はさぞうれしいだろう」とか勝手に思っていたんですが、違うんですね。

1人ということに慣れていない次男にとっては、広い遊び場も、独り占めできるおもちゃも、母も、なんだか物足りない様子。

食欲魔人だと信じて疑わなかったのに、それもどうやらライバルいてこそのものだったようで。。。

まあ食べないし、ひとり遊びもしないし、なんだか機嫌が悪い。
なーんか調子出ない様子なんですよね。

その夜には発熱したので、体調が悪かったことも要因なんですが、より一層甘えん坊がさく裂しまして、ほぼ家事ははかどらず、外出から帰るのにも、長男と一緒のときに比べ倍以上の時間がかかりました。

普段、「2人目は楽~」なんて思っててゴメンナサイ。

長男が先を行けば本能的に追いかける次男。
長男の皿の上のミニトマトを狙って速攻で自分の分を完食する次男。
サンタさんからもらったばかりのジャングルジムで、ベスポジを争ってぎゅうぎゅうになって遊んでる兄弟。

長男に、いつも助けられていたんだなぁ。

2人目は慣れたから楽、じゃなくて、2人いるから楽なのだということにつくづく実感させられた数日間だったのでした。

長男の方は祖父母の家で困らせたりホームシックになったりすることもなく、着替えや歯みがきなども率先してがんばっていたそうです。

あらためて長男に、もう少しずつ手を離して見守る時期に来たのだな、と彼の頼もしさに教えられるとともに、わが子ながら一緒に育児を負担してくれていていることに、心から感謝した2017年の最後でした。
(tomekko)

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