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職人の目利きが光る厳選食材を。鰹節香る出汁を味わう創作和食

  • 2018.1.23
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赤のれんと提灯が目印の古民家風和食店

大阪・福島の裏路地に面したお店。数多の飲食店が軒を連ねる界隈で、10年に渡りのれんを掲げ続けているのが「味とく家(みとくや)」です。創作和食のこの店は一貫して出汁と素材にこだわり、ていねいな料理でもてなしてきました。

赤いのれんの古民家風の一軒家で、1Fはカウンター6席と掘りごたつのテーブル席に個室、2Fは18名まで集まれる広間になっています。

素材と出汁に徹底的にこだわる。それこそが職人の証

「ほんまに旨いもんは、ちぎって食べても旨い」という哲学の元、毎朝市場で食材を自ら選び仕入れています。

魚がよくなかったり、養殖の魚を仕入れた時などはメニューに明記する徹底ぶり。納得いく食材が手に入らなかった時は、メニューが変更になったり、提供できないメニューがある場合もあるそうです。

中でも特にこだわっているのが出汁です。鰹節削りを専門とする職人が削った鰹節の香りは別格。その鰹節でひいた出汁は香りが華やかで旨みが凝縮され、本当に出汁だけの風味なのか疑ってしまうほどです。

さまざまな手法の料理をコースで楽しんでほしい

「味とく家」を存分に楽しむためには、コースの注文がおすすめです。先付けから始まり、お造り・焼き物・揚げ物・椀物など、メニュー数は10品以上。一品一品丹精込めて作られた、宝石のような料理が続きます。

「天ぷら」は「さんまの梅わさび揚げ」に「ひらめの大葉巻き上げ」、「天然まいたけ」、「赤万願寺とうがらし」を盛り付けたもの。厳選された魚は細やかに処理され臭みも骨もなく、梅や大葉がさわやかなアクセントになっています。

最高の素材と最高の素材を掛け合わす最高の料理

焼き物は「網走 釣りキンキの塩焼き」と「仙台牛のはねしたステーキ」を一皿に。キンキの塩焼きは、ほうれん草のソースに4年間熟成させた香り高いパルメジャーノレッジャーノを添えていただきます。

仙台牛のステーキには唐津で採れた鮮度抜群の生ウニを添えることで味に深みを持たせています。濃厚な旨みに生黒コショウがピリリとした刺激で、思わずうなってしまうおいしさです。

料理長と直接相談して特別なメニューを作ることも可能

コースはお品書きがありますが、料理長に直接相談することで、食材から構成、料金など細かなところまで打ち合わせをすることができます。WEBに載っていなくてもリクエストに応えてくれる場合もあるので、大切な一席の際にはぜひ電話で直接料理長と話をしてみてください。

「味とく家」はJR東西線「新福島駅」1番出口を出てすぐの路地、徒歩1分。JR大阪環状線「福島駅」からでも南方向に徒歩3分の場所にあります。

魂を込めたおもてなしは、料理・飲み物・雰囲気・会話、その場のすべてを楽しむ特別な時間にしてくれます。料理とお客さんをとことん大切にする姿勢が、福島で長く愛されるお店の秘訣なのです。

スポット情報

・スポット名:味とく家
・住所:大阪府大阪市福島区福島5-10-6
・電話番号:06-6451-4567

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