GIORGIO ARMANI、“だぼっとした”ダンディースタイルが新鮮。

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ダブルスーツやピーコートなどで構成されたアルマーニ流のダンディースタイル。巨匠が魅せた全93ルックをプレイバック。

「たくさんの異なる空気感を盛り込んだんだ」と話すアルマーニは、過去の美しい思い出たちにフォーカスした。ダブルスーツやピーコート、バンカースタイルと、シックでダンディーなテーラードは2018-19年秋冬のトレンドになることは間違いなさそうだ。ダンディースタイルにだぼっとしたシルエットのコンバットパンツやミリタリー調のジャケット、ブラウンや青みがかったグレーのベルベットのコートなど、どこか懐かしさ漂うアイテムをミックスしている。

レザーやベルベット素材を多用し、重量感のあるアウターにも使用されている。そして、ムートンを採用しているのが今シーズンの特徴。ポケット部分がクロコダイルのオールムートンやロング丈コートは上質で暖かさも抜群。

ショーはブルーやブラック、グリーンのイブニングスーツでフィナーレを迎えた。ここでもやっぱり素材はベルベット。光沢感のあるスーツとマッチするサテン生地を使用し、終始ダンディズムなムードの中幕を閉じた。会場には俳優のフランチェスコ・シャンナや映画監督のルカ・ビガッツィといった著名人の姿があった。
参照元：VOGUE JAPAN