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相手をコントロールしてませんか?【33歳片思い時代】

  • 2018.1.17
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幸せな恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。片思いとの上手な付き合い方について書いているこのシリーズ、今回は相手と等身大で付き合うコツについてです。

コントロールすると失恋する

前回は、「自分を幸せにする覚悟をすること」と「幸せな未来をイメージすること」が大事だと書きました。その際には、実在の人物をイメージしないほうがいいとも言いました。実在の人物をイメージするのは、相手をコントロールすることにつながりかねないからでした。そして実を言うと、片思い女性が失恋をする理由の大半がこの「相手をコントロールしようとすること」から生まれているとも言えるのですね。「私はそんなことはしない」と思っている人は多いのですが、無意識にしているケースは多いもの。そこでどういうケースがコントロールと言えるのかを説明してみましょう。

尽くすから「好きになって」はない

たとえば自分に対して振り向いてくれない男性に「なんでもするから振り向いて」というのは、コントロールの代表です。相手にだって、恋をする権利はありますし、その候補にあなたもいるのは間違いないと思うのですが、それは「~~をしたから」好きになるというものではないのです。なのに、尽くすタイプの女性は「私がこれだけやったから」と、好意と行動をリンクさせるから、妙なことになってしまう。「これだけのことをしたんだから」→「好きになってくれるはず」と考えてしまうのは間違いですし、体の関係でも同じです。「セックスしたから」→「好かれる」というのは考え違いなのです。もちろん、愛情を育てる過程で、行為があることもあるでしょう。けれど「したから、好きになって」というのは、ないと思っておいたほうがいい。

尽くす女性は「操縦している」

また、相手に尽くしてしまう女性は、私こそ男性にコントロール「されている」と思っているようですが、違います。尽くしつくされるは表裏一体で、あなたが尽くそうとするから、相手が「尽くされてくれようとする」のです。あなたは尽くすことで相手を自分の思うとおりにしようとしていると自覚する必要があります。しかも、尽くすことなどで人の感情はコントロールできないことを知っておいたほうがいい。 「尽くし・つくされる」という行為は、対等な関係の者同士が趣味で行う分にはいいですが、片思いの状態で尽くし、さらに「尽くしたから好きになって」というのは、コントロールにほかならず、例えていうなら、子どもが泣いてオトナを振り向かせようとするのと同じようなものなのです。

コントロールすると失恋する

しかし泣いて振り向いてもらえても、関係は続きませんよね。一時だけ振り向いてもらうことはできても、その後は「その人」の本質で勝負しなければならないからです。もしも、相手がまだ子どもで、依存タイプならば、尽くすことによる「操縦」が通じるかもしれません。が、相手が常識的な大人なら息苦しさを感じて、あなたを疎ましく思ってしまうでしょう。つまり、あなたは、本当は立派な人なのに「相手に尽くそう」としたばっかりに嫌われる羽目になるのです。もったいないと思いませんか?

大人の恋はコントロールしない

結論として、あなたが大人の女性で、素敵な男性と恋に落ちたいと願うなら、相手を大人として認め、しっかりと向き合わなくてはいけません。それには、自分自身が「相手に翻弄される」のを止めること。「自分がしてほしいこと」を相手に行うのではなく、「自分がしたいことを行う」――これが、大人の女性のふるまいです。そして、あなたが好きになった男性が大人の素敵な人ならば、あなたらしく自由にふるまうあなたにこそ、注目してくれるハズ。大人の恋は、大人同士だからこそ成立するものと心得て、自分の意思で好ましく思える行動を取っていきましょう。振り回されちゃダメですよ。

まとめ

●「尽くすから愛して」は子どもの行為。

●操縦するとフラれるので注意!

●自分の意思で行動するのが大人。

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