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「お金をドブに捨てている?」塾に通う子供のママたちに聞いてきた

  • 2018.1.17

子供の成績が悪いと“学校の勉強だけじゃダメなのかしら”“もっと勉強させないと”と思ってしまうのが親心というもの。

そして真っ先に選択肢に浮かぶのが“塾に通わせる”という方法かもしれません。

しかし塾に行かせれば必然的に勉強する時間は増えますが、それが直接“成績アップ”につながるかどうかは疑問を持ってしまいますよね。

そこで塾も近年は個人塾も主流になっていますが、今回は“集団塾”に焦点をあてて、塾に通わせたママにそのメリット・デメリットを聞いてみました。

●メリット(1)テスト対策がある

『塾は中間テスト等に向けての授業をしてくれる。出るところをわかりやすく解説してくれるので、中間・期末テスト結果が全然違う』(30代女性/2児のママ・パート)

塾は中間・期末のテスト対策をきちんとしてくれます。

学校では広範囲にしか教えてくれませんが、“ここが毎年出る”という傾向を的確につかんでいる のが集団塾。

テストに出題されるところだけを勉強できるので自習よりも効率的に勉強することが可能に。

●メリット(2)レベルの高い友達が増える

『塾に通っている子供は、親の意識が高いのか、全体的に学力のレベルが高い。その中で成績によってクラス分けされるので、ますます競争心を煽ってくれて子供のやる気がでる』(40代女性/一児のママ・派遣)

学校のクラスのお友達は勉強なんて全然してなくても、塾に行けば比較的“勉強ができる子”が集まっています。

それは親が勉強に対しての意識が高いから、というのも理由の一つ。

塾に行けば“同志”の友達が増え、自分の子供も頑張ってくれる ように。

●メリット(3)対策も親身に考えてくれる

『塾での面談の方が、より子供のウィークポイントを把握して教えてくれる。学校の先生よりどこをどうすればいいのか、というのを熟知してくれているようなので、頼もしい』(40代女性/二児のママ・会社員)

塾では頻繁にテストをすることによって、子供が今どの位置にいるか、を学校より明確に把握させてくれます。

また親と面談してくれる塾もあり、塾の先生は学校の先生より勉強のみにフォーカスしてくれるため、より親身に対応してくれることも。

自分の子供の勉強に対してのアプローチ方法をピンポイントで教えてくれる のも塾の先生だからこそ。

●デメリット(1)お金がかかる

『学費も高いのに、それ以前の塾にすらお金がかかる。受かった後がむしろ心配だ…』(30代/三児のママ)

当然のようですが、塾の月謝は決して安くありません 。

質の高い教育を受けるための最初の関門は試験に合格すること。

ただその関門を突破することだけにお金をかけすぎてしまえば、合格後の家計は火の車…ということにもなりかねません。

奨学金を借りたとしても後々は返済しなければいけない 、ということはお忘れなく。

●デメリット(2)本人にやる気がないとどうしようもない

『勉強に対して全くやる気がない子供たち。塾に入れたらやる気を出して勉強してくれるかと思ったら…授業中もボケーッと宙を見ているだけらしい。やはりどんなにいい環境に身を置かせても、本人たちにやる気がないと無理だとわかった』(40代/二児のママ・歯科助手)

どんなに競争心を煽ろうとも、先生がこわくとも“全く勉強する気がない子供”をやる気にさせるのはかなりの至難の業。

塾に行かせても“ただ座っているだけ”ではお金をドブに捨てているだけ です。

●デメリット(3)学校の宿題をする時間がなくなる

『塾に行かせたのはいいけれど、塾に行かせたら学校の宿題をする時間がなくなった。睡眠時間を削るしかなくなり、疲労がたまっているのかよく風邪を引いて寝込む。結果むしろ成績が下がっていき、つめこみすぎはよくないな、と思った』(30代女性/一児のママ)

学校によっては宿題の量も多く、帰宅後は学校からだされた宿題をするだけで数時間かかる、という子供も。

それに加えて塾に行かせたら、学校からの宿題をする時間が減ってしまうのは仕方ないでしょう。

学校と塾の掛け持ちでは子供の負担が大きくなりすぎることも。子供がこなせる勉強量を把握することも大事 。

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子供は子供なりに自分に合った勉強の仕方、というものがあります。

塾に行かせれば万事オッケー、ということでもなさそうです。

通わせるメリット・デメリット、そして子供の性格も考慮してベストな選択をしたいですね。

●ライター/とも
●モデル/前田彩

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