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冬の洗濯、どうしてる? いつもの家事習慣を変えるだけで「みるみる速乾」そのコツは?

  • 2018.1.13

©Konstantin Yuganov-stock.adobe.com

気温が低く、日照時間も短い冬は、洗濯物が乾きにくいものです。朝干してでかけても、夕方帰宅してみると「まだ湿っている」ということも。子どもが小さいうちは洗濯物も多く、なかなか乾かないと困ってしまいますよね。日差しが少ない冬、少しでも洗濯物を乾きやすくするコツを知っておきましょう。

■干す前に水分をできる限り飛ばす「ダブル脱水」
洗濯機で洗濯をすると、通常、脱水は1回です。洗濯物を早く乾かしたい時は、さらにもう1回脱水をプラスしてみましょう。洗濯物の水分量を少なくでき、持った時にも「軽い」と感じるはず。

ただし、デリケートな素材の服などは、脱水回数を多くするとその分痛みやすくなることがあるため、事前にしっかりチェックをしてくださいね。

また、乾燥機を使う場合は、洗濯物と一緒に乾いたバスタオルなどを入れると、水分を吸収してくれるので、より早く乾燥させることができますよ。

■洗濯物に風を通しやすくする「干し方のもう工夫」
洗濯物を手早く乾かすための干し方の基本は、風通しをよくすること。洗濯物同士の間隔をあけたり、長いものと短いものを互い違いに干したり、という方法を実践している人も多いかもしれません。

さらに乾燥時間を短縮するなら、洗濯物を干すハンガーにも一工夫。できるだけ太いハンガーを使うことで、布と布が重なりあわず、洗濯物に風が通りやすくなります。シャツなどは襟を立て、ボタンは全開でハンガーにかければ、より乾きやすくなるでしょう。


■発想の転換! 朝の時短に役立つ「夜洗濯・夜干し」

©JenkoAtaman-stock.adobe.com

働くママの中には、朝大急ぎで洗濯機を回し、干してから出勤、という人も多いのではないでしょうか。でも、特に洗濯物が乾きにくい冬場は、夜に洗濯物を干すほうが効率的。

寝ている間に部屋干しをしておいて、朝出勤前に洗濯物を屋外に出せば、冬の短い日照時間でも効率よく乾かせます。朝の忙しい時間に洗濯をする必要がないので、出勤前に余裕も持てそうです。

ただし、マンションなど集合住宅の場合は、要注意。洗濯機は、意外に音や振動が上下や隣戸に響くので、洗濯する時間が遅くなりすぎないように気をつけてくださいね。

■湿度の下げすぎに注意! 速乾効果のある「除湿器・エアコン」
冬場の室内干しに、除湿器やエアコンを活用している家庭も多いかもしれません。確かに除湿器やエアコンを使うと、洗濯物を素早く乾かすことができます。でも、この時に気をつけたいのが、部屋の湿度を下げすぎないようにすること。

湿度が低すぎると、インフルエンザなどのウイルスの活動が活発になってしまいます。また、のどの粘膜も乾燥し、防御機能が下がってしまうことに。空気中のインフルエンザウイルスの感染力は、湿度50~60%で下がるといわれています。

「早く洗濯物を乾かしたい」と思うあまり、部屋の湿度を下げすぎてしまった…ということがないようにしましょう。家族の感染症予防のためにも、温湿度計などでこまめにチェックしておきたいですね。


(かとうともみ)

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