1. トップ
  2. 恋愛
  3. 彼に本音を伝える時に必要なのは、「冷静、だけど感情的」になること

彼に本音を伝える時に必要なのは、「冷静、だけど感情的」になること

  • 2018.1.10

こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。


突然ですが、あなたは普段恋人とコミュニケーションをしていて、自分の本音をグッと我慢して、伝えたい人に伝えられずにモヤモヤしてしまったことってないですか?


あるいはその思いを押し殺しすぎて、ついに制御が効かなくなって大爆発してしまい、自分の伝えたかったことが正しく相手に届かなかったことはなかったですか?


それ、もしかしたらあなたが「感情的になること」に対して抱いているイメージが原因かもしれません。

感情的になることは悪いこと?

もしあなたが「感情的になること」に対して


・冷静に物事を考えられない愚かなイメージ
・怒りに満ちた攻撃的なイメージ
・相手との関係が悪化するイメージ


を抱いているとしたらそのイメージを変えない限り、この先もモヤモヤが胸につっかえたままの生活を強いられることになるかもしれません。


かくいう私もつい最近までそのイメージを持って生きてきました。それでも表面上は問題なく生きていけるのですが、人と真剣に向き合う必要が出てきた時に、ものすごく苦労しました。


その経験を通じて言えることは、「感情的になること」の本質は


・冷静になるからこそ
・相手のことを思いやるからこそ
・相手のために本気でぶつかれること


だということです。以前のイメージとは180度違う認識ですよね。それぐらい、「感情的になること」に対してのイメージを変えると生きるのがとっても楽になります。

感情的に伝えるべきは「あなたがそう思う理由」

仮にあなたが、恋人に対してどうしても許せないと思っていたことがあるとしましょう。しかし当の本人は全く気づいていない様子です。


今度同じようなことがあった時に、どのように伝えたら相手は真剣にそのことを受け取って態度を改めようとしてくれるでしょうか?


前提としてまず、そのあなたの主張が「一点の曇りもなく相手の人生にとって間違いなくプラスになることだと信じていること」が重要です。


そのためには、パートナーが「その大事なこと」を今まで誰からも指摘されずに生きてきてしまった事、そしてこれからも生きていくであろう事で、どれだけの不利益を被るかを想像してみてください。


「ここで私がビシッと言わなかったら、彼は誰からも信用されなくなるかもしれない。社会人としてとても苦労することになるかもしれない。」


そう思えたのなら本音を相手にぶつける必要があるでしょう。しかし多くの人がここで間違いを犯します。


本音でぶつけるべきは「相手が直した方がいいところ」ではありません。あなたがそう感じるその「思いの理由」です。


「直すべき部分」を感情的に指摘されたら不快に思って当然です。「なんでお前にそんなこと言われなきゃいかんのだ」と反発したくなります。


そうではなくて、「私が〇〇くんがそのままの〇〇くんでいるなら、それは〇〇くんにとってよくないことだし、私はそれを恋人して見て見ぬ振りをするのはイヤだ」という思いを熱量を込めて伝えるのです。


その思いが届けば不快に思うひとはいません。むしろ「言いにくいことを言ってくれてありがとう」という気持ちにさえなるでしょう。

相手に対して真剣だから、冷静でかつ感情的になれる

相手のことを真剣に考えれば考えるほど感情的になるのは当然のことです。それでも冷静でいろ、理性的に話せというのは無理があります。


しかしだからといって、感情的に不満や文句をぶつけていい訳ではありません。本音でぶつけるべきは、あなたがよくないと感じた理由やその背景にある思いです。


だからこそ、冷静になって「これは本当に相手のためになるのか?」「自分のエゴではないか?」を考えなくてはいけないのです。


大丈夫、それさえ真剣に考えられていたとしたら、たとえ拙い伝え方になったとしても、パートナーはそれを受け取ってくれるはずです。安心してぶつかってみてください!(川口美樹/ライター)


【恋愛アップデート計画】
(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる