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絶対持たせたい!子ども用防犯ブザーの選び方と使用方法

  • 2018.1.5
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子どもが成長し、一人や子どもだけで出歩くようになると心配なのが防犯面。特にこの時期は暗くなるのが早いので心配もひとしおです。身を守るグッズとして防犯ブザーを携帯している小学生がほとんどだと思います。

防犯ブザーはどんなものを選んだら良いのか、また正しい使い方について知っておきましょう。

たくさんある、ブザーのタイプ

防犯ブザーは、危険を感じた時に使用すると大きな音が鳴り周囲に身の危険を知らせたり、不審者をひるます効果があります。使用する際は、ひもを引くものやボタンを押すもの、ピンを抜くものなど様々なタイプがあります。

人気の商品は千円前後のものです。笛やLEDライトがついた多機能タイプのものも人気です。ブザーを持つことに抵抗のある子には、好きなキャラクターをモチーフにした商品も有効です。

防犯ブザーを購入する際のポイント

防犯ブザーには様々なタイプのものがあるので、購入する際のポイントをおさえて選択しましょう。

・ブザー音は大きめを

騒がしい場所で音が周囲に届かないこともあるので、音が大きいものを選びましょう。目安としては85デシベル以上となります。パッケージに書いてあるので確認しましょう。

・仕様をチェックする

頑丈さや、防水仕様かどうかもチェックしましょう。子どもはよく動くのでどこかにぶつけて壊してしまったり、急な雨で濡れたことで壊れてしまったりという心配が軽減します。

・子どもが使いやすいか

ボタンを押すタイプや、ピンを抜くタイプなど操作方法は商品によって様々です。子どもが実際に試してみて使いやすいものを選びましょう。いつも持ち歩くことになるので、軽くてコンパクトなものがよいです。

・予備の電池を用意する

購入時についている電池はほとんどがテスト用で、寿命が短いことが多いです。すぐに切れてしまうことがあるので、交換用の電池も一緒に購入しておきましょう。

2013年の国民生活センターの調査では、小学生が使用している防犯ブザーの半数以上に電池切れや回路の異常などが見つかりました。月に1回程度は定期的に、正常に鳴るのかどうか確認しましょう。

購入後のチェックポイント

防犯ブザーの音を鳴らす方法は単純ですが、いざという時には恐怖で体がすくみ音を鳴らせないということもあります。購入したらすぐに、親子で使い方を練習しておきましょう。「ここを引っ張ると音が鳴るんだよ」などと説明するだけではなく、親が不審者役になりシミュレーションしたほうがよいでしょう。

体を動かしながらシミュレーションしましょう。大人が両手を広げてもつかまらない距離はどのくらいなのか、距離を取りながらどうやってブザーを鳴らすのか、などを確認しましょう。

ブザーを取り付ける位置にも注意が必要です。当然すぐに手の届く場所に取り付けます。ランドセルの側面に付ける子も多いですが、とっさの時に手が届きにくいものです。肩ベルト全面の金具であれば、小さい子にもすぐに手が届くでしょう。男子であればズボンのベルト通しも手が届きやすいです。成長に合わせて、取り付け位置の見直しを行いましょう。

実際に危険に遭遇しても「勘違いだったらどうしよう」などと子どもが使用をためらうケースもあります。しかし、子どもをだます声掛けは、巧妙化しています。「もし悪い人ではなかったら謝りに行くから大丈夫だからね」などと伝えてあげ、少しでも危険を感じたらためらわずにブザーを鳴らすように教えましょう。

防犯ブザーを持たせたから安心というわけではなく、使用方法の確認や練習、定期的なメンテナンスは必要です。ふざけてオモチャとして使用しないように言い聞かせることも大切です。防犯ブザーに限らず、日頃から防犯についての話を親子でしておくことが重要ですね。

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