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外見よりも中身が大事?いえいえ、中身が外見に現れるだけなんですよ。

  • 2018.1.2
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こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。


いきなり辛辣なタイトルで大変恐縮ですが、恋愛というものには常に理想と現実・本音と建前が混在しております。


こと外見に関しては、理想は「外見なんて気にしない。好きになれるかどうか、が一番大事」と建前を語りますが、現実は「清潔感がないと生理的に無理。ブサイクよりもイケメン、ブスよりも美女」が本音です。


この現実に触れた時に人は「結局顔なのね」とガクッと肩を落としますが、私はその認識は少し違うのではないかと思います。


この人の外見に関する本音と建前・理想と現実の乖離は一見矛盾しているようですが、実は整合性が取れていて全く矛盾していないんですね。

中身が素晴らしい人ほど外見にこだわる

セールスやマナーの勉強などをしておりますと、本でもセミナーでも必ず「身なりには徹底的にこだわれ」という文句が出てくることに気づきます。


これは一流のビジネスパーソンは100%身なりに気を遣っているということの証明だと言えるでしょう。


結果を出す人は人格的にも素晴らしく、まさしく「中身」を徹底的に磨き上げている人たちでしょう。でもその人たちは口を酸っぱくして「外見」を磨けというのです。


一体どうしてなのでしょう?

キレイなネイル=磨き上がられた靴=テンションアゲアゲ

ハウコレ読者のあなたなら人一倍ネイルの出来を気にしていることでしょう。


女性は自分の整えられた爪を見て、あるいは可愛くデコられた爪を見て、「テンションが上がる」のだとよく耳にします。


同様に、磨き上げられた靴を履いているビジネスパーソンは「なんだかできる男」な気がしてテンションが上がります。


この「テンションが上がる」体験はセルフイメージに直結します。要するに「根拠のない自信」が出てくるわけです。


女性なら可愛い自分、男性ならイケてる自分、を毎日24時間のうちに何回見ているか、その回数が根拠のない自信を作り上げてくれるのです。


そしてその根拠のない自信が、最終的にその人の顔・オーラ・雰囲気を作り出し、全体としての「外見」を形成しているわけです。


服装は相手へのおもてなしだとよく言われますが、実はその外見を一番目にしているのは自分であり、自分へのおもてなし効果の方が高いのです。

外見が先か、中身が先か?いいや、外見は中身だ。

フライトアテンダントになるからマナーが身につくのか、それともマナーが身につくからフライトアテンダントになれるのか、美容部員になるのからメイクが上達するのか、メイクが上達するから美容部員になれるのか。


これは鶏と卵の話ではありますが、内面を磨こうとすれば自然と外見に反映されますし、外見を磨こうとすれば自ずと内面を磨くことになります。


それは同時に平行して進むものであり、どちらか一方だけ磨かれることなんてことはないんですね。


「外見だけよくて中身スッカスカな人間がいるじゃないか」と思われる方もいますが、見る人から見れば、そういう人たちもおしなべて外見からスッカスカだと見えているのです。


もっと言えば、外見を見ればその人の中身がわかりますし、中身を自然とその人の外見を作っているのです。


「外見か中身か」なんていう議論は次元の低い話であり、より次元の高い恋愛を望むのであれば「外見も中身も」なんです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)

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