「30歳過ぎてからチーク迷子」神崎恵さんが読者のメイク悩みに明快アンサー

「MAQUIA」2月号では、神崎恵さんが「女に生まれて良かった！」と思わせるメイクテクニックを披露。読者代表・マキアブロガーの悩みを解決！

“女性は誰でも可愛くなれる”
神崎恵のメイクコーチング
「女に生まれて良かった！」ともう一度、大人の可愛げを取り戻すためのマンツーマン講座！

“大人のかわいげ”請負人
神崎恵さん
ビューティライフスタイリスト。あらゆる場面で大人女子の「こうなりたい」像を体現しつつ、惜しみなく方法論を伝授する美しきカリスマ。

Q.印象に残らない顔と
よく言われます
A.メイクの方向性に
一貫性がないかも？

「幼いパーツと大人っぽいパーツが入り交じり、一貫性がないのが原因かも。印象は自分で作るもの。どんな印象に見せたいかゴールを決めて、そこに向かってメイクしましょう」

マキアブロガー
Saekaさん（33歳）

（右から）頬の丸みを引き立て、大人の可愛さを印象づけるツヤピンク。ミネラルクリアリップ＆チーク ピンクドロップ ￥3500／エトヴォス 定番だけど、どこか艶っぽい眼差しになれる色っぽブラウン。デザイニング カラー アイズ 07 ￥6800／SUQQU 深い色みのリップは、それだけで女を意識させる。タトワージュ クチュール 5 ￥4300／イヴ・サンローラン・ボーテ

Q.濃い眉毛が
コンプレックスです
A.色よりもフォルムで
軽やかさを出して
「濃さを気にして、眉マスカラやブリーチだけで明るくするとギャルっぽいイメージに。自然なダークブラウンでも、フォルムを整えてやわらかく描けば大丈夫」

Q.若作りに見せずに
可愛げを出すには？
A.縦の幅を意識したメイクを
「色で可愛さを出そうとすると、子供っぽく見えがち。色は大人のまま縦の幅を出すように意識するのがコツ。チークを丸く広めに入れたり、マスカラを上下にたっぷりつけて縦幅を出すと大人可愛い印象に」

Q.年々、顔がボヤけて
きた気が……
A.眉山迷子になってませんか？
「眉山がなく、眉尻まで上がりっ放しの眉のせい。綿棒をガイドに使い、眉山までは眉頭の幅と平行に、眉山からはなだらかに細く描くと顔がはっきりします」

Q.30歳過ぎてから
チーク迷子
A.クリームチークなら
“塗ってる感”が2割減
「リップにも目元にも濃さが戻ってきた分、チークの存在感は控えめが正解。肌に溶け込む質感のクリームチークなら失敗知らず」

悪目立ちする心配がない、使える引き立て役チーク。ミネラルクリアリップ＆チーク ピンクドロップ ￥3500／エトヴォス

Q.女としての自信
が欲しい
A.赤いリップは女性を
解き放つカラー

「『私は私』というブレない自信を育むなら、赤リップ。最初は見慣れなくても、3日間我慢して塗り続ければ、自分のものにできます」

深みのある色合いと、ほどよくマットな質感。旬の深赤リップで、自信を裏打ち。SHISEIDO ルージュ ルージュ RD620 ￥3600／資生堂インターナショナル

Q.夕方になると
肌がしぼむ気が
A.ハリ系美容液ファンデーション
がおすすめ

「つけてたほうが潤う美容液ファンデーションを味方につけて。ふっくらとしたハリと、大人の色気を引き立てるほのかな湿度をたたえた肌に」

リッチな美容液成分で満ち足りた肌に。エクストラ リッチ クリーム ファンデーション SPF30・PA++ 30g ￥10000／SUQQU

Q.写真に写ると
メイクが物足りない…
A.眉をもっとしっかり描いてみて

「眉の眉山〜眉尻にしっかりめに色をのせて。さらに、眉頭に黒いマスカラを、ブラシを縦にしてとかすように塗ると顔が締まります」

一本一本やわらかに描けるリキッドと、ソフトなチップオンパウダーがダブルエンドに。自然な眉が簡単に描ける。フルブロウ 02 ￥3800／バーバリー

Q.ナチュラルに目を大きく
見せたい！
A.リキッドラインを封印！
アイシャドウで囲み目に

「リキッドラインだと、メイクが濃い印象に。シャドウラインなら、囲み目でも自然に見えます」

ほどよいツヤ感と使いやすいブラウングラデ。大人の鉄板パレット！ デザイニング カラー アイズ 07 ￥6800／SUQQU

締め色（右下）を細チップに取り、上まぶたのキワにシャドウラインを描く。

同様に、下まつ毛の生え際に細くシャドウラインを入れ、さりげなく目を拡大。

Q.ツヤは欲しいけどテカリが怖い
A.ツヤ系パウダーをポイント使い。
ハンドプレスでなじませて

「しっとりツヤの出るパウダーを、テカりやすいポイントにブラシで塗り、手でフィックス！」

オイルを配合した、しっとりグロウなツヤ肌に仕上がるパウダー。オイル リッチ グロウ ルース パウダー ￥6000／SUQQU

ツヤパウダーをテカりやすい眉まわり、小鼻、ほうれい線、顔の側面に塗る。

仕上げに必ずハンドプレス。肌と一体化させて、粉っぽく見えるのを防止。

MAQUIA2月号

撮影／天日恵美子（人物） 橋口恵佑（物） ヘア&メイク／神崎 恵 ヘア／工藤由佳〈Un ami〉 スタイリスト／鈴木美智恵 取材・文／長田杏奈 構成／火箱奈央（MAQUIA）

【MAQUIA2月号☆好評発売中】