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髪飾りも帯締めに変身!自分らしく着こなす大人の和装スタイル

  • 2017.12.29

着物の着こなしには欠かせない帯締め。着物を着崩れしにくくするだけでなく、アレンジ次第で自分らしさを表現するアクセントになります。帯紐の結び方のポイントや、飾りを使ったアレンジ方法をご紹介します。

アレンジした結び方で自分らしさを演出

着物を着付ける際に、帯の結び方を工夫して自分らしく着こなしている方もいるでしょう。その帯を固定させるために必須なのが、今回ご紹介する「帯締め」です。

前から見たときに存在感を出すアイテムなので、結び方で与える印象が変わってきます。基本の結び方とアレンジ方法を厳選して3つご紹介するので、ぜひ参考にしてオリジナルの帯締めを楽しんでください。

基本の帯締めの結び方を押さえておこう

アレンジをする前に、まずは基本の帯締めの結び方を習得しておきましょう。後ろから前に帯締めをもってきて、左の帯締めを上にしてひと結びします。

中心を押さえて、右の帯締めを中に入れ、両方の帯締めを引っ張って結びましょう。結び終えたら、両端をしまって基本の帯締めの結び方は完了です。

この基本の結び方を知っておくと、あとは飾りを付けたり、本数を増やしたりするだけで簡単にアレンジができます。

二本使いしたアレンジ方法

次にご紹介するのは、帯締めを二本使ったアレンジ方法。結び方は基本の結び方を使うので、このアレンジをする前に基本の結び方をきちんと習得しておきましょう。

二本使いをする場合、同系色の帯締めを選んだり、全く異なる色味の帯締めを選んだりと、色の組み合わせを楽しむことができます。

今回は、飾りを付けて紐を交差させる二本使いのアレンジ方法をご紹介しましょう。結ぶ前に、二本の帯締めの真ん中に飾りを付けておきます。基本の帯締めをしたら、結び目を後ろに持っていき、飾りが前にくるように帯締めを回せば完成です。

髪飾りのバレッタが飾りに変身

髪飾りのバレッタを、帯締めの飾りとして活躍させることもできます。

バレッタを帯締めの飾りにする際には、紐がバレッタに通せる太さかどうか確認しましょう。太すぎるとバレッタに通せなかったり、通せても見栄えが悪かったりします。反対に、細すぎる場合はバレッタをうまく固定できなかったり、バランスが悪かったりするでしょう。

紐を通すときには、紐の先をセロハンテープでまとめておくと通しやすくなります。バレッタに紐が通ったら、基本の結び方をしてバレッタを前に持ってきて整えれば完成です。

帯締めで個性をアピールしよう!

帯締めは帯を固定する役割だけではなく、アレンジ次第で自分らしい着物の着こなしをプラスできます。基本をしっかりと習得して、飾りや本数、自分が持っているバレッタなどでアレンジを効かせてみてください。見た目が目立つ帯だけでなく、正面から見たときに存在感を放つ帯締めも自分好みにアレンジして、自分らしい着物の着こなし方をしてみましょう。

監修:ハクビ京都きもの学院

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