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なぜかアイシャドウがキレイに発色しない……汚いチップに注意!【ヘアメイク長井かおりさんの解決テク】

  • 2017.12.28
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メイクにまつわる審美眼を持っているヘアメイクアップアーティスト長井かおりさん。失敗メイクの原因をひもとき、解決策を提示します!

塗っても発色しないシャドウコンクリート化事件

“大好きな色なのに、何で思いどおりにのらないの?”。アイシャドウに関する泣きの一報を受けたヘアメイクアップアーティストの長井かおりさん。そこで見たのは、すさまじい惨状のパレット!

「シャドウの表面が蠟のように固まっています。これでは上滑りして、もはや色が上手く取れないので、思いどおりに仕上がらなくて当然。まぶたに過剰にスキンケアやファンデーションの油分がある状態でシャドウをのせると、次第にこうなるんです。あと、ねっとり濁ったチップから推察するに、どうやらチップも使い分けていない。濃い色も淡い色も同じチップで塗っているから色が混ざり、本来の発色が封印されています。もう、これは復活不可能。新しいアイテムでの出直しを支援します」

失敗メイクの原因はコレ!

シャドウが上手く取れない上、チップの表面が固まってツルツルなので、まぶたの上で滑って色がのったりのらなかったりムラにつく。

まぶたの過剰な油分を吸ったチップを使うと、チップの油分がシャドウの表面について、固まる。色が取れなくなるのでゴシゴシこすってしまい、摩擦でチップも固くなる悪循環に。

【解決メイク】シャドウをのせる前の仕込みと、塗り方チェンジでアイメイク上手に

シャドウをのせる前に指でまぶたをひとなで。余分な油分をぬぐってサラッとなめらかに。油分を抑えておくことで、発色と定着が向上。チップ&シャドウへの油分の付着も防げる。

主役にしたいアクセントカラーは、こするのではなく、置くようにすると発色が高まります。置くようにのせると色が定着し、発色がよく。先に明るい色をなじませておくと、より発色がUP。

使ったのはコレ

ベースにも使える明るくパーリィな色が入ったパレットを推薦。
コントゥアリング アイシャドウ 014 ¥5500/コスメデコルテ(2/16発売)

撮影/向山裕信(vale./人物)、金栄珠(静物) ヘアメイク/長井かおり スタイリング/程野祐子 取材・文/橋本日登美 構成/河津美咲

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