頑張っているのにふっくらしてきた方は「ヨガ日」の食生活を改善してみて

年末年始の体重増加を最小限に抑えるためにヨガを頑張っている方 は多いでしょう。たしかにヨガはボディメイクに効果的。しかしそれは、ヨガ前後の食事のルールを守っているからこそ得られる効果です。
では、ヨガの日の食事は何に気を付けたらよいのでしょうか？
ヨガインストラクターでビューティーフードアドバイザーの筆者がお伝えしていきたいと思います。
 

ヨガの前は満腹過ぎず空腹過ぎず

ヨガのレッスンの前は、お腹が空かないようにしっかり食べておく方、身軽に動くために空腹で臨む方のどちらかに分かれがち。ですか、実はこのどちらも△なのです。
満腹状態はねじりのポーズや下向きのポーズのときに気分が悪くなる原因になり、空腹状態はパワーが出なかったり集中力が欠けたりする原因になるからです。
可能であればレッスンの2〜3時間前に食事を済ませておきましょう。それも、油っぽいものやこってりしたもの、肉類など消化の悪いものは避けるのがベター。
タイミングよく食べる時間が取れない場合は、レッスン前にゼリー飲料を飲んたり、バナナを食べたりしてもよいでしょう。適度にお腹に溜まるため、動きの妨げになりにくいですよ。
 

レッスン中の炭酸水は×

さて、次はレッスン中です。レッスン中に食べることはありませんが、水分は取ります。
特に注意が必要なのが、美容・ダイエットによいとされる炭酸水。レッスン中に炭酸水を飲むと、みなさんご想像のとおり炭酸が胃で膨張してヨガのポーズ中にゲップが出たり、気分が悪くなったりするので控えましょう。
利尿作用があるお茶類も避け、常温の水を少しずつこまめに取ることをオススメします。
 

ヨガ後はグングン吸収する時間

レッスンが終わった後は、適度な疲労感と爽快感、加えて空腹を感じますよね。動いたし、汗もかいたし、ビールや甘いものを口にしたくなるところですが、ここはグッと我慢です。
腹部をねじったり丸めたり、伸ばしたりした後の内臓は働きが活発になっており、飲食物の消化・吸収が盛んになると言われているからです。
胃腸の働きが落ち着くまで2〜3時間はアルコールや食事の摂取を控えましょう。
 
レッスンでの頑張りとは裏腹にふっくらしてきたような……。という方は、ヨガの前〜後の飲食を見直してみてはいかがでしょうか。
頑張っているのにふっくらしてきた方は「ヨガ日」の食生活を改善してみてはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。