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着物を美しく着付けるコツ!一人で簡単にできる基本の着方

  • 2017.12.27

着物を自分で着付けるのは難しいと思われがちですが、コツを掴めば初心者でも一人で簡単に着物を着ることができます。着物の基本の着方や、キレイな着こなし方のポイントを動画で詳しくご紹介します。

和装の着付けを身につけよう

日本で昔から着られている着物ですが、初詣やイベントのときなどに着る特別なものと認識している方も多いのではないでしょうか。ハードルが高いと思われがちな和装の着付けですが、実はポイントを押さえていれば初心者でも簡単にできるのです。

今回は、着付けの基本をご紹介します。日本ならではの装いを正しく着こなすためにも、基本を身につけてワンランクアップした大人の女性に近づきましょう。

きれいに見える襟幅や着丈を決めよう

着物の後ろに、背中心と呼ばれる縫い目があります。ここが背中の真ん中にくるようにして着物に袖を通しましょう。衣紋と呼ばれる後ろ襟の部分は、首からこぶし一つ分あけて着るのが、きれいに見せるポイントです。

襟が決まったら着丈を決めます。着丈は、床すれすれの長さがきれいに見えます。上前から丈を決めるのがポイント。まず上前を腰骨より少し被せ、下前を床から15cmほど上げたところで入れ込んで、上前のつま先を7~8cm引き上げます。

おはしょりと襟を整えよう

襟幅や着丈が決まったら、腰の位置で紐を結んで固定させます。紐に2回通し、真ん中では結ばず少し横にずらして片花結びを。端は巻いた紐に入れ込みましょう。

次におはしょりを整えます。脇の下にある身八ツ口から手を入れて、指先を下にして真っすぐ下ろして整えましょう。背中側は、中指をしっかりと立てると整えやすいです。襟の部分は、半襟を1.5cm出して整えるときれいに見えます。

伊達締めと帯板をつけよう

襟とおはしょりを整えたら、胸下あたりで紐を結びます。前から着物を押さえながら紐を後ろで交差させて、前に持ってきましょう。

斜めになっているおはしょりを引き上げて、真っ直ぐになるよう整えたら伊達締めをします。真ん中で2回結び、紐の端を挟み込みましょう。あとは帯板を付ければ、着付けの基本は完了です。

着物を着て街の散策にでかけよう!

ポイントさえしっかりと押さえておけば、着物の着付けは初心者でも簡単にできます。この基本のポイントをしっかりと押さえておかないと、せっかく着られてもすぐに着崩れてしまうこともあるので要注意。

着物は、洋服とは違って背筋がピンと伸びる感覚になれます。日本ならではの着物を着て街を散策すると、いつもとは違った景色も見えてくるかもしれません。ぜひ着物を着ておでかけしてみてください。

監修:ハクビ京都きもの学院

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