エステティシャン伝授！くすみ肌の原因とケア方法とは？

「最近お肌がくすんでいる気がする」「お肌に透明感がない気がする」と感じるお肌のくすみ。お肌がくすむ原因が生活習慣とスキンケア不足が原因であることが大半です。そこでエステティシャンである筆者がくすみ肌の原因とケア方法をご紹介します。
 

■くすみ肌を作る原因とは？

（1）紫外線
夏の日焼けのダメージや、年中降り注ぐ紫外線の影響によって、肌内部にあるメラニン色素を発生させることでくすみやシミの原因となります。
（2）肌のターンオーバー
お肌のターンオーバーが正常であれば28日周期ですが、紫外線ダメージ、スキンケア不足、ストレスなどの生活環境によって、ターンオーバーが乱れ、遅れます。よって、（1）紫外線によるメラニン色素を垢として排出出来なることでお肌内部に蓄積させる原因にもなります。
（3）角質ケア
日々、細胞は生まれ変わっているものの、肌のターンオーバーの乱れや、スキンケア不足によってお肌の表面にある角質が凸凹したり、ゴワゴワしたり、ザラザラしたりとしていることもくすんで見える原因の一つです。
（4）血流
身体が冷えている、首や肩が凝っていて血流が悪いこともお顔の血行不良や冷えを招きます。仕事の合間にストレッチをしたり、帰宅後は入浴によって身体を温め、血液循環を良くしましょう。
 

■くすみ肌ケア方法とは？

（1）お顔・首・肩を温めよう

クレンジング、洗顔をした後、濡らして絞ったタオルをラップに包み50秒ほどレンジで温めましょう。適度な熱さに冷ましてから、お顔や首、肩に乗せて血流を良くしましょう。この際にツボを押しながらマッサージをおこなうと凝り固まった筋肉もほぐれて気持ちいいですよ。
 
（2）角質パックで整える

お肌の凹凸やゴワゴワ感、くすみ感を一旦リセットかけることで後のスキンケアの浸透率もアップするので、週に1〜2度の角質ケアパック（洗い流すタイプの酵素パックやクレイパック）がオススメです。
 
（3）化粧水・乳液で潤いチャージ

くすみ肌が気になる、透明感がたいないという方は化粧水の量を増やしてみましょう。①手のひらに500円程の量を取り、お肌全体になじませます。②コットンにたっぷりと取り、お肌全体を優しく押さえながらなじませ、③もう一度コットンに化粧水を取り、繰り返しなじませます。④手のひらを密着して乳液をつけます。
化粧水の後に美容液を塗っても構いません。とにかく水分量を増やすこと。
 
（4）クリームで優しくマッサージ

クリームを少し多めに取り、お顔全体にサッと伸ばします。適度に表面に残しておき、手のひらを密着させながら顔の中心から外側に向かって優しくマッサージしていきます。最後に手のひらでプレスすることで手のひらに肌が吸い付くようになればしっかり浸透しているサイン。
 
（5）外出の際は、年中UVケアを忘れずに
年間を通して紫外線は降り注いでいますので、UVクリームを塗ったり、UV入りのメイク下地で紫外線カットするようにしましょう。
 
このように、スキンケアをちょっと丁寧に心がけるだけで、くすみの原因となる血行不良、角質ケア、スキンケア不足、紫外線ケアなどから守り、くすみケアをおこない、透明感のあるお肌を作ることが出来ますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
エステティシャン伝授！くすみ肌の原因とケア方法とは？はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

寒川あゆみ

大阪 谷町九丁目 エステサロン Private Salon Laule’aを運営。サロンワークの他、美容家・美容ライター・講師としても活動。