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おしゃれな正月飾りの出来上がり! 簡単手作りの「水引細工」で和のあしらい

  • 2017.12.26

もういくつ寝るとお正月。きらびやかなクリスマスの装飾からちょっぴりトーンチェンジして、お正月らしい和な雰囲気のお飾りの用意を始めませんか?

どんなインテリアにもマッチしやすい、シンプルで小さな水引細工の作り方をご紹介します。

■結ばなくてもOK! 華やかなのに簡単「水引リース」
松飾りのスパイス的に使われる水引を主役に抜擢。ややこしい結びは一切なし。簡単に作れますから、お子さんと一緒に楽しめます。

<材料>
・水引(ここでは白、シルバーを10本ずつ使用)
・お好みの飾り
<作り方>
1.水引をすべて束ね、軽くねじりながらアルファベットの「g」の形に曲げていく。

2.輪をふたつ作ったら、重なった部分をゴムなどで固定する。
3.造花や赤い実のピックなど、お好みの飾りをワイヤーなどで固定してできあがり。

写真の紅白の花は、フラワーペーパーを使ってポンポン菊(ピンポンマム)風の飾りを作ってみたものです。

こちらの作り方も簡単。7枚重ねたフラワーペーパーを横半分にカットしたら、両端に縦3mmくらいの切り込みを2mm間隔で入れていきます。じゃばら状に折って中央を留め、1枚ずつ広げていき、形を整えたら完成です。

このほか、松や稲、まゆ玉などを装飾すればよりゴージャスに。お好みでアレンジしてみてください。

■可愛くてうれしさ倍増! 「水引ぽち袋」
子どもにとってお正月のお楽しみといえば、お年玉。ぽち袋に水引をあしらえば、子どももいっそう喜ぶかも?

ここでは写真右から2つめ、菜の花結びの作り方をご紹介します。

<材料>
・水引
・お好みのぽち袋
<作り方>

※解説写真ではわかりやすいように1本の組紐を使っています。

1.水引を3本用意する。長すぎて結びにくい場合は、半分にカットしても。
2.3本そろえながら、下の写真のように結んでいく。これが基本のあわじ(あわび)結び。

3.2.のあわじ結びの上下を反対にし、下の写真の手順で結んでいく。

4.余った水引をぽち袋のうしろに回し、テープなどで留めて完成。

3本そろえながら結ぶのが難しい時は、1本からチャレンジしてみてください。
本数を増やしたり、色合わせを変えたりすれば、いろんなバリエーションのお花が作れます!

■食卓にもお正月らしい和のエッセンスを「水引の箸置き」
おせちにお雑煮などお正月ならではのごちそうに、ちょこんと添えたい水引の箸置き。小さいながらも存在感抜群で、お正月らしさがぐんとアップします!

写真左の黄色い箸置き、連続あわじ(あわび)の結び方を見ていきましょう。

<材料>
・水引
・ワイヤー(5〜7cm程度)
<作り方>

※解説写真ではわかりやすいように1本の組紐を使っています。

1.水引を3本用意する。長すぎて結びにくい場合は、半分にカットしても。
2.「水引ぽち袋」で紹介した菜の花結びの2.の工程で、基本のあわじ結びを作る。
3.下の写真のように結んでいき、形を整える。

4.△の裏側で水引をまとめ、ワイヤーで固定する。あまった水引をカットしてできあがり。
水引をタイトめに結んでいくと、中央がぷっくら盛り上がり、ゆとりを持って結ぶと平面的に仕上がります。お好みで調整してみてください。

今回ご紹介した水引細工は、ぽち袋や箸置きはもちろん、松飾りや手土産に添えても◎です。ちょっと小粋なラッピングアイテムとして、冬休みのすき間時間にちょこちょこつくってみるのも楽しいかもしれません。

まもなくやってくる新しい年が、みなさまにとって幸せいっぱいの一年となりますよう!


(コミヤ カホル)

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