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紅葉だけじゃない…「この冬限定もの」を楽しめる京都に行ってきた!

  • 2017.12.26
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紅葉だけじゃない…「この冬限定もの」を楽しめる京都に行ってきた!

旅好きで訪れた国は50か国以上と、いつの間にか世界一周をしてしまったLuxury Backpackerの雨宮。今回は国内旅行、冬の京都特集です。この時期は通常非公開の文化財が特別に15か所も公開されるのをご存知でしたでしょうか? 普段では見られない場所を巡ったり、素材の味を活かした京野菜ランチや京菓子を楽しんだり。のんびりと過ごす京都旅を2回にわけてご紹介します。

見事な工芸菓子を堪能

これがお菓子? と目を疑ってしまいそうですが、こちらは砂糖や寒梅粉などの生地で四季折々の自然などを象られた工芸菓子です。京都駅の北部、今出川駅より徒歩5分ほどにある『俵屋吉富 鳥丸店』に併設された京菓子資料館ではこのような美しい工芸菓子を見られます。こちらは観賞用で食べられません(笑)。このエリアは同志社大学もあるので学生さんも通うオシャレなカフェや飲食店も多いです。
※普段は撮影禁止ですが、特別に撮影させていただいています。

クーポン付きの旅行プランを利用すれば、店内で抹茶と1〜3月限定で上の写真の和菓子が月変わりでいただけます。地元の方もおすすめする和菓子屋さん『俵屋吉富』こだわりのお菓子です。思わずおかわりしたくなるほど、甘さも上品でとてもおいしかったです。

もちろん、手土産などお菓子が購入できるショップもあります。お土産にはこの雲竜(1本1620円)が一番人気だそうです。

ランチは話題のモダンな「漬け野菜」

京都駅から徒歩5分とアクセスもいい話題のお野菜ダイニング、『isoism(イソイズム)』。伝統的な「お漬けもん」の技法にとらわれることなく、独自の方法で、京都のお野菜を味噌、酒粕、オイルなど、いろいろなものに漬け込んでいるそうです。漬ける時間も野菜によって変えて、その素材が一番おいしくなるように作られています。

『イソイズム』のランチは「漬け野菜12種盛プレート+季節の炊き込み御飯+季節の野菜濃縮スープ」(1800円)のセットになります。季節ごとに内容は変わるそうなので、その時々の旬のものが味わえるのも魅力。お水はオシャレなデトックスウォーターが用意されていました。醗酵食品やお野菜など美容にもよく、女子に嬉しいお昼ご飯を味わえます。

今回のメニューでも「たまねぎの酒粕漬け×いくら」「セロリのオレンジ漬け×ミモレットチーズ」「山芋のゆず漬け×辛子明太子」など、今までに食べたことのない珍しい組み合わせもありました。自宅では味わえない手の込みようです。
おばんざいなど、京都のごはんは味が薄めで時々もの足りないかな?という時もありますが……ここのはしっかりとしたお味で野菜のうまみも引き立ち、とってもおいしい! ごはんも土鍋で炊かれていて、ふんわり。おこげも楽しめますよ。

大河ファンにはたまらない西郷隆盛や篤姫にゆかりある寺院

歴女さん必見! 京都では2018年1月6日〜3月18日まで非公開文化財特別公開が行われます。勝海舟や坂本龍馬も滞在したといわれる常林寺や、世界文化遺産・清水寺の成就院など、一般の方が普段は入れないところを計15か所も見られるチャンスなんです。今回は来年2018年の大河ドラマ『西郷どん』の放送にもちなんで、西郷隆盛らが倒幕の計画を練ったと伝えられる薩摩藩島津氏ゆかりの「東福寺即宗院」も期間限定で公開されます。東福寺は京都駅から奈良線で一駅の「東福寺駅」から徒歩12分のところにあります。
森に囲まれ、新撰組や幕府の追っ手を逃れ、隠れ家として最適だったこの場所で、歴史に繋がる倒幕計画など秘話が多くされたことでしょう。長い階段を登り、高さ8階立てくらいの高台に到着。倒幕後、西郷隆盛が明治維新で亡くなった薩摩藩士524霊の戦死者を弔うため、明治2年に「東征戦亡の碑」が建てられた場所でもあります。

また、この即宗院は、大河ドラマでも有名な篤姫が徳川家へのお輿入れの道中に、しばしの間、立ち寄ったそうです。篤姫が使用したといわれる火鉢も見ものです。私も大河ドラマの『篤姫』にはまっていましたのでゆかりがあるものも見られて少し興奮です。パワーももらえそうですね。

鎌倉時代に関白を務めた藤原兼実の山荘「月輪殿」の跡にある庭園はとても美しくほっとひと息つけます。
※敷地内は庭園を除いてすべて一般撮影禁止ですが、今回は特別に撮影させていただいてます。

いかがでしたでしょうか? 冬の京都ならではの非公開文化財をめぐったり、お茶やランチでゆっくりと女子旅を楽しむのもいいですよね。次回は心ときめくオシャレカフェもご紹介しますね。

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