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意外と知らなかった?ドライフラワーの作りかた基礎知識

  • 2017.12.25
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こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。

今年はインテリアをおしゃれにしたい!と思いつつ、何をどうしたらいいのかイマイチわかりません。

おしゃれなインテリアアイテムとして最近人気なのが「ドライフラワー」 。

「吊るしておくだけで簡単!」と耳にしたことがありますが、本当にただ吊るしておくだけでおしゃれなものができるのでしょうか?

今回は日々おしゃれなドライフラワーをたくさん作成し、個人でも販売されているtomoさん(https://www.instagram.com/toccorri/?hl=ja)にお話を伺ってみました!

ドライフラワーの基礎知識、意外と知らないことがありますよ!

●花や用途に応じて作りかたを変える

「ドライフラワーの作りかたは、大きく分けて4つほどあります。
①吊るす
②瓶などに挿す
③リースなどの形に整えた状態で乾燥させる
④シリカゲルなどの乾燥剤を使う(ドライフラワー専用のものが売ってあります)
初心者のかたが簡単にできるものは①~③です。

①は、花や実の重さで茎が曲がってしまわないように、形を整えつつ乾燥できる方法。

②は、花の形を自然なままに保つため(アジサイなどふんわりしたもの)。

③は、ユーカリなど乾いてしまうとポキッと折れやすい素材の場合に、やわらかいうちに成形しておいて、その形でドライ化する方法です。

④は、バラの花など形や色を変えたくない場合に使われます。乾燥剤を使う場合は花の部分だけ(茎や葉はなし)の場合がほとんどです。また、梅雨時期など乾燥に向かない時期に使われることが多いです。

いずれの場合もカビなどが生えないように、湿気に注意してドライ化を進めます。」

ドライフラワー=吊るすだけ、と思っていましたが、色々な方法がある んですね!

簡単な作りかたをマスターできたら他の方法も試してみたいですね。

●ドライ化しやすい花と作りかたのポイント

ドライフラワーって、どんなお花でもできるのでしょうか?また、オススメの組みあわせかたなどはあるのでしょうか?

「基本的にどんな花でもドライにできると言われているようですが、チューリップやヒヤシンスなどの球根花はあまり向いていません 。茎や花びらに水分が多いためだと思われます。

一方で、枝がしっかりしているもの(ユーカリ、カスミソウ、アジサイなど)はドライ化しやすいです。

また組みあわせかたに特にルールはありません。リースでもスワッグでも、単体で飾るにしても、お好みで。

コツとしては、同じ色味ばかりを合わせるのではなく、グリーンでも濃いグリーン、薄いグリーン、シルバーに近いグリーンと濃淡をつけることで仕上がりに奥行きが生まれますよ。」

こちらも知らなかったことばかり。

たしかにチューリップのドライフラワーはあまり見かけないですよね。それにはきちんと理由があったようです。

色の濃淡をつけておくと、ドライにしてからも奥行きが生まれる のだとか。ただ花を吊るすのではなく、色の組みあわせに配慮して飾りたいですね。

●湿気に注意して飾ろう

吊るすときはただ壁に吊るしておけばいいのでしょうか? 詳しい保存方法を教えてください!

「ドライなので、高温多湿を嫌います。湿気と直射日光に気をつけて保管してください。

飾るときも湿度の高いバスルームやサニタリールームなどは向きません。

冬場は結露の発生する窓辺なども注意が必要ですね。

夏場など高温多湿の環境では、除湿剤を近くにおいておくこともオススメです。

ちなみにわが家でドライ素材を作るときには『エコカラット』といって、除湿消臭効果のある壁材を使っている壁面に吊るすようにしています。」

冬場は乾燥していますが、たしかに窓周辺は結露が大きな問題に。室内で乾燥した場所を見つけて飾るようにしましょう。

壁面が除湿消臭効果のある素材だとドライフラワーが作りやすくていいですね! もし自宅にそのような素材があった場合はぜひ試してみてください。

tomoさんのインスタグラム(https://www.instagram.com/toccorri/?hl=ja)では他にもリースやスワッグなど、たくさんのアレンジ方法が掲載されています。

ステキな作品ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「いまのインテリアを何か変えたい」「おしゃれな部屋にしたい」とお考えのかたは、ぜひ乾燥したこの季節にドライフラワーを作ってみてはいかがでしょうか?

●ライター/横山かおり

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