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恋がうまくいかなかったら「次!」と思えばいい

  • 2017.12.24
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どんな美人でも、どんなに性格が良くても、人は恋すれば等しく、相手に拒絶される経験をします。大好きな彼に告白してもつきあってくれなかったということって、拒絶の最たるものでしょう。


あるいはつきあっている彼に、あなたの言動が原因でフラれたという拒絶を経験したことのある人もいるでしょう。


そういうときは迷わず「次!」と思えばいいです。思えばいいというか、そう思うしかないし、そう思えることこそが、あなたをいい女にしてくれるでしょう。

■やってみないとわからないことに満ちているのが恋愛

恋愛って、どれだけハウツーを学んで賢い恋愛脳を作ったところで、結局のところ、やってみないとわからないことに満ちています。だから一般的に考えると、安定志向が強すぎる人は恋愛に向いていないということが言えるように思います。


安定志向が強すぎる人って、たとえば学校の勉強はぬかりなくやり、ほとんどすべての科目においていい成績をとり、いい大学に進学し、いい会社に就職します。ほぼ全方位において完璧を求めることで不安要素を排除し、望み通りの安定を手に入れます。


でもそういう人であっても一般的には、やがて誰かに恋して結婚するときがやってきます。安定志向が強いゆえ、恋のような不確実なことをすっ飛ばして、婚活会社に登録するなどしてお見合い結婚するかもしれない。


でも、誰もが知っているとおり、どれだけ不安材料を消し去ったところで、その根本からして不安定なのが愛であり恋心ですよね。学校時代からずっと安定志向でやってきた人は、社会に出て愛とか恋とかと名のつく気持ちに触れたとき、すごく弱い。不安に心がさらされた経験が少ないから、どうしていいかわからずパニックに陥る。

■恋がうまくいかなかったときは「次!」と思えばいい

ここまで強い安定志向(エリート志向)の持ち主でなくとも、おそらく誰だって不必要に傷つきたくないから、より安全な恋愛を望んでおり、それが現実のものとなるように、なんらかの努力をしているはずです。「わたし、べつに傷ついてもいいし」とか「傷つくのウエルカム」なんて人はきっと、いないですよね。


ひとつ確実に言えることは、どんなに傷つかないように自己防衛したところで、恋愛をしていると、絶対に傷つく局面がやってくるということです。これはもうしかたのないことです。学校時代は成績でオールAをとれることがあっても、社会に出て人間対人間でやったことの成績に、オールAはハナから存在しない。


大昔から恋愛でオールAの成績をとった人なんか存在しないし、おそらくこれからも存在しない。恋愛を含むあらゆる人間関係はつねに、相手に拒絶される可能性をはらんでいるから。どうじにわたしたちが持つ相手を拒絶する権利は、誰もが自由に使っていいものだから。だから恋がうまくいかないときがあって当たり前だし、それこそが恋。


恋がうまくいかなかったときは「次!」と思えばいいのです。この彼がダメなら次!ほかの男子を当たろう!これでいいのです。

■あの人が輝く場所に君臨している理由

今、誰もが最低でも名前くらいは知っている超有名人は、わたしたち凡人よりもたくさん、相手に拒絶された経験をしていると言われています。


たとえば世に出る前のオーディションにおいて、「落とされた回数が勲章」と言い切れるほど、数限りなく誰かに拒絶された経験をしています。


人の経歴って、いいことしか書かないので(良くないことを隠しているわけではなく、単に書くスペースが少なかったり、書くまでもないと本人が考えていたり、という理由もある)、素晴らしい人は拒絶されたことがないと思う人もいるかもしれませんが、すばらしい人は数限りなく相手に拒絶され、そのたびに「次!」と思えたから、輝く場所に君臨しているのです。(ひとみしょう/文筆家)


(ハウコレ編集部)
(高﨑哉海/モデル)
(島崎雄史/カメラマン)
(真己野ナナ/ヘアメイク)
(辻野祐馬/ディレクション)


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