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恋がスイスイ育つ人と育たない人の違いは「距離感の取り方」

  • 2017.12.24

こんにちは、恋愛アナリストのヨダエリです。最近、電話相談の仕事や日々のコミュニケーションを通じて、改めて感じることがあります。それは、恋が進んで行くかどうかを決める重要な鍵の一つは「距離感の取り方」である、ということ。


どれだけ美人でも、相手に対して一生懸命でも、距離感の取り方が一方的だと相手との関係は育っていきません。逆に、距離感を上手くはかりながらコミュニケーションできる女性は、関係がスイスイ育っていきます。一体なぜそうなるのか、その理由を紐解いていきましょう。

●「距離感」の取り方を間違えると進展しない

あなたは、ある男性と初デートをしたとします。


帰りの電車でお礼のメールをやりとりした後、彼は「楽しかったな」とデートを反芻。翌日には「また会いたいな」と思います。そしてあなたにメールをします。


・・・・・・普通によくあるパターンですよね。ところが、距離感の取り方を間違えてしまうと、こうはいきません。


一方的に距離を詰めたがる女性は、相手が「また会いたいな」と思う前に連絡をします。「すごく楽しかったです!次はいつ会えますか?」と提案をし、その返事が来る前に「金曜の夜とかどうですか?」と答を迫ります。


それによって、相手の男性は嬉しく思うどころか、「ちょっと待ってくれ」と逃げたくなってきます。本来は恋が育っていったかもしれない相手なのに!

●「距離感」が見落とされがちな訳

相手に合わせて距離を取る。文字にすれば普通のことですよね。なのに、そこの重要性が見落とされがちなのは、恋愛以外の日常においては「スピード」も「熱量」もフル稼働させて距離をズンズン詰めた方が、結果に繋がりやすいからだと思います。


たとえば、営業先に何度断られてもめげずに会いに行ったら契約が決まった、なんてことは普通にありますよね。仕事の場合、利益を出すという共通の目的があるので、相手をしつこいと感じたとしても嫌うことは稀です。なぜなら、受け入れたところで、あくまでも仕事上の話であり、複数ある案件の一つに過ぎないから。


でも、恋愛となると話は別です。基本的にはお互いのオンリーワンを探している前提。距離感を無視してガンガン来られると、相手は「これ永遠に続くのでは」と恐怖を覚えます。女性は「パンケーキ食べに行きませんか」と言っているだけなのに、男性には「私に一生を捧げてくれませんか」に聞こえてしまうのです。


そんなバカな!(笑)と思うかもしれません。が、実際、「見た目も性格も気に入ったけど、押しが強くて」と撤退経験を話す男性は多いのです。自分の恋愛感情が育つ前に距離を詰められることは、男性にそれくらい圧迫感を与えてしまうのです。

●距離を詰めすぎると、相手は「渇く」ヒマがない

恋が育つ上で大事なのは「心地よさ」と「渇き」です。


心地よさを味わうと、また味わいたいという欲求が生まれます。だから、初デートで楽しい時間を過ごした場合、相手が「また会いませんか」と連絡してくる可能性は、本来、高いはずなのです。


ところが、距離を早く詰めようとする女性は、相手が「また会いたい」と思う隙を与えません。そう思う前に、自分からガンガン連絡をし、好意を伝えるので、相手が「渇く」ヒマがないのです。


水を美味しく感じるのは喉が渇いているから。まだ乾いてないときにガブガブ流し込まれても、苦しいだけ。一方的に距離を詰めすぎるのがなぜダメなのかピンと来ない人は、このイメージを思い浮かべるといいかもしれません。

●距離をあけすぎると、相手は愛を実感できない

「距離を詰めすぎる」人とは逆に、「距離をあけすぎる」人もいます。相手に水を与えないタイプです。


「告白されて付き合ったのに、振られることが多い」という人は、おそらくこっち。「何を考えているのか分からないとよく言われる」人も、こちらのタイプである可能性大。コミュニケーションで示す熱量が低めで、スピードも遅め。ゆえに相手はあなたから愛情を感じられず、「自分ばかりが相手を欲しがっている」と寂しくなってしまうのです。


この場合、熱量もスピードも上げていくと、恋が育ちやすくなります。とはいえ、気持ちがどうしても上がらないケースもあるでしょう。その場合は別れることになっても仕方ないと思います。


ただ、このタイプの女性は、必ずしも相手に対する気持ちがないわけではない。自分に自信がなく、あるいは相手に遠慮して、欲求をぶつけることに躊躇してしまうケースが多いように感じます。「用事がないのに電話とかしちゃ迷惑じゃ・・・・・・」と遠慮しているあなた、今すぐ電話しましょう!(笑)

●誰もが最初は育て下手

最初から距離感を取るのが上手い人なんて、きっと、ほとんどいません。失敗を重ねて自分の傾向を知ることが、まずは大きな前進。あとは修正と試行錯誤を繰り返せば、すぐには無理でも、確実に恋の育て方が上手くなっていきますよ!(ヨダエリ/ライター)


(ハウコレ編集部)
前田怜里/モデル)

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JYO/ヘアメイク)

辻野祐馬/ディレクション)


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