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新年は3回ある!? 2018年は陰暦の2月16日までに自宅の大掃除♪

  • 2017.12.23

「年末までに自宅の大掃除が間に合わない!」とあせっているあなたに朗報です。年末の大掃除、安心してサボってください! 実は、新年は3種類あるんです。3つの新年の意味を風水コンサルタントの田中さんが教えてくれました!

新年は1月1日だけではない!?

あなたにとって、新年とはいつですか?
ほとんどの人は1月1日と言うでしょう。ただ、風水の盛んな香港やシンガポール、中国といった地域では陰暦の正月(=旧正月)を、新年として祝います。
来年2018年の旧正月は2月16日。ちなみに今年2017年は1月28日でした。
このように、旧正月は年によって日が変わります。これは、月の満ち欠けを基準とする太陰暦の元日、新月の日だからです。

世界的にはこの日を「チャイニーズ・ニューイヤー」と呼び、中華系の企業は長期休暇をとり、大勢の人たちが帰省ラッシュの渦に巻き込まれて…そんな映像を、ニュースで見た人も多いでしょう。
伝統的には新月から15夜の満月となる15日目まで休み、15日目に大宴会をしてごちそうを食べます。

私も仕事柄、長年1月1日ではなく、先の陰暦正月を年の区切りの新年と考え、過ごしています。だから大掃除も12月にはしません。

新提案! 陰暦の新年に自宅の大掃除を

しかし日本で暮らすみなさんは、仕事上、12月中にすることが多くありますよね。仕事関係、取引先への年賀状書きや、社内の忘年会などやることが目白押し。
それならば、個人的な自宅の大掃除などは、2月16日までにするというのはいかがでしょう!
時間的な余裕が生まれ、楽しく、のんびりと12月31日、1月1日の年末年始を過ごすことができるので、おすすめですよ。

「年内に大掃除をしないと悪いことが起こりそう…」、そう思っている人もいるのでは?
心配ありません! 12月31日までに大掃除をしなかったとしても、年神様が来ない、幸せを逃す、そんなことは絶対にありません!! 私が保証しますので、安心してサボってください。

新年は3種類ある

ちなみに立春の2月4日を年の区切りとする人たちもいるようです。
これは地球と太陽の位置関係を基準とする太陽の暦で、立春は寒さが緩み、春に向かう日を指します。世界ではシンプルに「春」、スプリングデーと呼ばれています。

つまり新年は、『西洋のカレンダー』上は1月1日、『太陽のカレンダー(太陽暦)』上は立春、そして『月のカレンダー(太陰暦)』上は陰暦正月の3種類があるということです。

田中流解釈・3つの新年は「天・地・人」の意

3つの新年を、私はこんな風に理解しています。
・1月1日は『人』、人々の意識が変わる新年。
・立春2月4日は『地』、大地のエネルギーが変わる新年。
・陰暦正月2018年は2月16日は「天」、私たちが受ける天体、月のエネルギーが変わる新年。
これらが、私が考える新年の「天・地・人」。

それにしても、1月1日の朝に感じるすがすがしさは格別ですよね。私も大好きです。これはおそらく12月31日に全国の多くの寺院で鳴らす、除夜の鐘の影響。鐘の金属音で、気が浄化され、なんともいえないクリアな気が満ちるからでしょう。

いかがでしたか? 2018年2月16日も新年、という考えを取り入れることで、年末年始。余裕をもってお過ごしてください。

それではみなさま、まずは1月1日の良い年をお迎えください。

プロフィール/田中 道明(たなかみちあき)

ワールド・オブ・風水ジャパン代表、風水コンサルタント。2003 年以来リリアン・トゥーに師事し、日本語版のウェブサイト運営を行う。
リリアン・ トゥーの邦訳書のうち、「モダン風水」(オクターブ)、「幸運のシンボル」(産調出版)、「フ ライングスター風水占い」(小学館)、「308 の風水術」(サンマーク出版)を翻訳(監訳含む)。
米国、英国の商工会議所発行のビジネス誌などに風水のコラムを出稿している。翻訳でない 監修書に「旅の風水」(昭文社) 「風水の神さまをまねくお部屋の本」(かんき出版)がある。前職はインターネット・データセンターのセールスエンジニア。1972 年東京生まれ。
■ワールド・オブ・風水ジャパンhttps://wofs.jp
■風水メガモールhttps://www.fsmegamall.jp/
■project DRESS2017 掲載中 https://p-dress.jp/articles/2672

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