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好きな人を避けてしまう人は、何を怖がっているのか?

  • 2017.12.21

こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。


突然ですが、あなたは「好き避け」という言葉をご存知でしょうか?読んで字のごとく、「好きなのに避けてしまう」行為のことをそう呼びます。


好き避けの一番の特徴は、相手が振り向いてくれるまでは「好き好きアプローチ」できるのに、相手が自分のことを気にし出した瞬間に、その人のことが好きじゃないような言動をとってしまったり、さらに、場合によっては本当に好きじゃなくなってしまうことです。


そう聞いて「何をバカな。好きな人が振り向いてくれたらチャンスじゃん」と思う人はこの記事は必要ないかもしれません。


それよりも「あ、私、心当たりある」と思った方にぜひ読んで欲しい内容です。その状態をほうっておいたたままにしてはいけません。

好きなのに避けてしまう心理

好きな人に対して、あえてイジワルな態度を取ってしまったり、できるだけコミュニケーションを取らないようあえて避けるような行動を取ってしまう。


こういう人の特徴として、


●恋愛に関してコンプレックスを感じている
●自分に自信がない


といったことが共通点としてあげられます。


好きという気持ちは確かにあるのにも関わらず、「傷つくのが怖い」「自信のない自分と向き合いたくない」「本心を相手に探られないようにしたい」という自己防衛の心理が働いてしまっているんです。

恋愛は同じステージの人しか付き合えない

では、なぜ「自分が好きであることが相手にバレることで傷つく」と考えてしまうのでしょうか?


恋愛というものは良くも悪くも、自分と同じレベルの人としかうまく行かないようになっているんですね。それは収入や肩書きなどのレベルではなく、人間性のレベルです。


相手とコミュニケーションを取った時に、自分が劣等感や優越感を感じないような、自然なままでの自分でいられる恋愛が、自然で無理のない恋愛です。


しかし人は得てして、自分よりも上のレベル、つまり人間的に憧れるような人のことを好きになってしまいがちです。


そうなると、自分よりも上のレベルの人を好きになってしまうと、その人とコミュニケーションを取ろうとするたびに、自分に劣等感を感じてしまうことなります。


だからこそ、好きになった人とできるだけコミュニケーションを取らないようにしようとしてしまうんですね。

好き避けをしてしまう人は「比較」をやめる

そう考えると、好き避けをしてしまう人は、人を見る時に「自分より優れている人か、劣っている人か」あるいは、自分を見る時に「他人よりも優れているか、劣っているか」で判断しようとしている人だと思われます。


この自分と他人との「比較」をやめない限り、永久的にコンプレックスに悩まされることになり、一生自分らしい恋愛をすることができません。


逆に、他人との比較をやめて「自分は今の自分のままで素晴らしい。私は今の私が好きである」という認識を持てれば、優劣感を感じることなく、裸の自分のまま目の前の人とお付き合いできるようになります。

どうしたら自分を好きになれるのか?

自分を好きになる方法はいくつかありますが、もっとも簡単な方法は「思い込み」です。


毎朝鏡を見ては「私可愛い」と思い込み
毎日仕事をしては「私仕事ができる」と思い込み
恋愛市場においては「私モテる」と思いこむ


これをひたすら根気強くやれると自分を好きになれます。「そう思えないから自分を好きになれないんだよ」と思う人は、


「顔が綺麗なら」自分を好きになれ
「仕事で実績が出れば」仕事ができるようになり
「多くの人から好かれれば」モテる


と考えおり、条件付きで自分を好きになろうとしているので、いつまで経っても自分を好きになることができません。


「可愛い」と思い込むから可愛くなるのであり
「仕事できる」と思い込むから仕事ができるようになり
「モテる」と思い込むから実際にモテるようになるのです。


自分に自信がないが故に、好き避けをしてしまう人は、毎日鏡の前で笑顔を作ることから始めてください。半年も経てば自分がちょっとずつ好きになってきて、好き避けをしないようになりますよ。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)

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