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目と舌にごちそうを。素材と盛り付けにこだわる三ツ星フレンチ

  • 2017.12.21
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暗闇のウェイティングルームで、世界観を堪能

大阪・谷町4丁目にあるレストラン「Fujiya 1935」は、モダンな石造り調の外観が印象的。隠れ家のような入り口から店内に入ると、暗闇のウェイティングルームに案内されます。水滴の転がるオブジェを眺めながら、お店の世界観をゆっくりと堪能しましょう。

席に案内されると、今度は木目をふんだんに使用した落ち着いたインテリアが目に入ります。季節感や自然を感じてもらえるよう、こだわって作られました。

1935年創業の「Fujiya 1935」は現在4代目。上質な料理は、若い世代へと着実に継承されています。

鮮度が命!じっくりと焼いた「8週間熟成丹波牛」

季節によって異なるメイン料理の中でも、「8週間熟成丹波牛」は特に人気のメニュー。じっくりと8週間かけて熟成させ、旨味を凝縮させた丹波牛を、季節の野菜やフルーツと一緒にいただきます。

赤みのうつくしさと上品な味わいに惹き込まれ、リピーターとなるお客さんが多いとのこと。目でもおいしさを味わってもらうため、シェフが細部までこだわって盛り付けました。

今が旬!「子持ち鮎のコンフィ スダチのソース」

コースの魚料理「子持ち鮎のコンフィ スダチのソース」。しっかりと熱を通した鮎は、骨まで丸ごと食べられます。

スダチを器に見立て、中にはさっぱりとしたソースが入っています。旬の草花が盛り付けられ、季節感あふれる料理だと、女性から好評の一品です。

鮎の香ばしさとスダチの爽やかさを感じながら、自然の旨みを堪能しましょう。

繊細な味わいの「ブラムリー アーモンドのソース」

たくさんの味わいを楽しんでもらえるよう、コースの最後には4種類のスイーツが登場します。特におすすめは「ブラムリー アーモンドのソース」。

主役はブラムリーと呼ばれる、群馬県産の調理用青リンゴを使用したスイーツ。ほどよい酸味が特徴で、アップルパイに多く使われています。

「Fujiya 1935」では、アーモンドのソースに合わせて提供されます。甘みと酸味がほどよくマッチする、計算し尽くされた一皿。

白一色のスイーツに、季節の花を小さくトッピング。花の色がきれいに映えるうつくしさも魅力のひとつです。

4代目シェフが継承した先代のこだわり

入れ替わりの激しい飲食業界の中で、「Fujiya 1935」は現在4代目。先代は近くで「洋食屋 ふじ家」を営んでいます。

ミシュラン三ツ星を獲得したレストランの人気の秘訣は、先代から継承されたこだわり。まずは素材のよさを活かす調理法を考案し、次に、うつくしい盛り付けにこだわるシェフ。最後にソースや付け合わせとのバランスを考え、お客さんに提供します。

細部まで思いを込めた料理の数々が、ミシュラン獲得へとつながったのでしょう。

大阪市営地下鉄中央線・谷町線「谷町4丁目駅」、大阪市営地下鉄中央線・堺筋線「堺筋本町駅」からいずれも徒歩7分の「Fujiya 1935」。忙しい毎日を忘れさせてくれる、落ち着いた空間のレストランです。ゆっくりと季節の味わいを堪能してみませんか?

スポット情報

・スポット名:Fujiya 1935
・住所:大阪府大阪市中央区鑓屋町2-4-14
・電話番号:06-6941-2483

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