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付き合う前のふたりにとって、「デート後にするLINE」は特別

  • 2017.12.15

デートの後の帰り道の電車の中で、あなたは何を考えますか?
きっと、さっき終わったばかりのデートのことをあれこれと思い出してひとり反省会をしているはず。そして、その反省会は、きっと彼に「楽しかったよ」とかLINEをしながら行われているはず。


でも、本当に「終わったデート」なのでしょうか。LINEを通じて行われるその反省会は、まだそのデートの一部なのかもしれません。

デートのロスタイム

サッカーのロスタイム。
あれって、だいたい2〜4分くらいだったりしますけど、何もくじ引きで時間を決めているわけじゃありません。ちゃんと、理由があって決まってます。


そう。それは、45分間で、ファールや時間稼ぎとかでプレーが行われていなかった時間を数えていって、それを足した合計時間を最後にロスタイムとして、45分にプラスするんです。だから「ロス」(無駄になった)タイム。


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デートは、特に付き合っていない間柄でごはんだけ、とかなら2、3時間とか、とても限られた時間しかありません。


好きな人と過ごすんだから、本当は何時間あっても足りないはず。ましてや、毎日デートができるわけでもありませんので、会えない時間の中で「次デートできたら~しよう」、「~を話そう」みたいにたくさん考えていたことがあるのに、緊張して、ドキドキして、全然それを達成できない。


しかも、バイバイするときなんて、めちゃくちゃ悲しくて、彼とのお別れを受け止めるのにやっとで、「本当に本当に会えて嬉しかったよ」とか「また会おうね」みたいな気持ちを伝えることも満足にできずに終わってしまうこともしばしばです。


デートの後、別れを惜しみながらお互いに送り合うLINEというのは、まさにデートのロスタイムです。伝えたかった気持ちや話したかったことをお互いに伝え合う時間。

彼の気持ちも詰まってる

ロスタイムが大切な時間であるのは、あなたにとってだけでなく、彼にとってもそれは同じこと。
男子がデートの直後に送ってくるLINEには、彼の本音がたっぷり詰まっています。


男子はクールですから、本当はデートの最中に「かわいいね」とか「またデートしようね」とか思っていても、なかなか伝えられないこともままあります。


「また会いたい」みたいなLINEが来たら、「私が会いたいって送ったから、社交辞令でそう返事してくれてるのかな」なんて思わず、素直に文字通り受け取るべきだし、「今日、なんかかわいかったね」的な褒め言葉が来ても、「なんで会ってるときに言わねえんだよ!」とは考えないであげてください(笑)。

ロスタイムの奇跡

またサッカーの話ですみませんですが、ロスタイムでは、よく奇跡が起きます。信じられない大逆転とか。「最後の最後」という瞬間は、理屈を超えたミラクルが起きがちですよね、どんなことでも。


デートのロスタイムでも、本当はデート中にもっと素直になりたかったふたりが、反省を込めて素直なLINEを送り合う分、奇跡の可能性がたくさん詰まってます。


例えば、上の例みたいに「会いたい」的なLINEを送ってみること。
デート中には、お互いにシャイになって一言も次のデートのことを話題に出せず、ふたりとも凹んで帰宅してしまったとして、ロスタイムにどちらかがこれを出せば、「そうそう、俺(私)もそう思ってた!ぜひ!」となることだってたくさんあります。


解散して、帰り道の電車の中。


「あぁあ、解散前に~すればよかった。次こそ」と思うとき、「次」じゃなくて、ロスタイムである今、それをしてみましょう。


LINEのメッセージじゃ足りないのなら、お家に帰ってから電話してもいいし、対面がいいなら、ビデオ通話でもいいじゃないですか。
デートでは、反省点を次に生かすことはもちろん大事ですが、まだ間に合うのに、次に先延ばししてもいいことありません。


どこどこのお店がおいしくて、予約してくれてありがとう。
今日もかっこよかった。
また会いたい。
今後はあそこのお店に行きたい。
などなど。


どんなに些細なことでも、伝えてみましょう。そのあなたの勇気によって、思いもよらない彼の本音が引き出されるかもしれません。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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