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ゲス極とは一味違う? DADARAYが初アルバムリリース

  • 2017.12.14
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ゲス極とは一味違う? DADARAYが初アルバムリリース

ポップスの新しい形を示す女性ツインボーカルバンド・DADARAYのメンバーに、新アルバムについて伺ってきました!

DADARAYはゲスの極み乙女。の休日課長の「女性ボーカルでポップスをやりたい」というプランでスタートしたバンドだ。初のメジャーフルアルバム『DADASTATION』は、インディーズ期にリリースした作品と新曲が合体し、多彩なポップスを聴かせる最強盤。全楽曲はプロデューサーの川谷絵音が手がけている。「ふたりの女性ボーカルのキャラが全く違うので、いい組み合わせでハーモニーが生まれてきて、一緒に演奏していてもすごく気持ちいいんです」と休日課長が惚れ抜いたボーカリスト陣は、ソロとしてキャリアを重ねてきたREISと、ゲスの極み乙女。とindigo la Endでサポートも務めているえつこ。揃ってキーボードをプレイしながら歌うというツインボーカル+ベースというスタイルは、他にはない個性となっている。
「絵音さんが書く歌詞、例えば《殴らせて》や《墓参りはしない》とか、全くメロディにのせたことのない言葉なのでどう歌えばいいのか、かなり悩みました。でも歌い方まで絵音さんがアドバイスしてくれ、光が見えてきました」(REIS)
「『僕らのマイノリティ』という曲があるんですが、まさにザ・川谷ポップスという感じ。間奏の展開がすごくクレイジーでどこへ行っちゃうの、という構成なんだけど、最終的にはDADARAYらしいポップスに行きつくんです。どこか昭和の薫りも漂うアルバムなので、歌いながら楽しんでほしいですね」(えつこ)
「サポートメンバーも含めるとindigo la Endとゲスの極み乙女。の面々にREISが加わり、プロデューサーが川谷なので、形としては川谷一座です。だけど彼女たちが全く異なるキャラと声を持っていたので、その魅力を押し出していくことで、バンドの可能性がどんどん広がっています」(休日課長)

バンド名には“既成の秩序や常識を破壊する光”という意味が込められているとか。センセーショナルなMVとともに話題沸騰中のリード曲「少しでいいから殴らせて」を筆頭に、新しい形のポップスとしてグイグイと耳を刺激してくれるはず。
「タイトルがステーションなので、ミニアルバム3枚の流れからの“終着駅”ともとれますし、“終着駅” は“始発駅”にもなるわけで。新しいスタートの一枚としても聴いてほしいと願っております」(休日課長)
タダレイ 左から、休日課長(B)、REIS(V&K)、えつこ(K&V)。ゲスの極み乙女。の休日課長が結成したプロジェクト。ソロアーティストのREISと、ゲスの極み乙女。とindigo la Endのコーラスやkatyusha名義でソロ活動も継続中のえつこの3人で結成。
休日課長/コート¥72,000 パンツ¥42,000(共にターク/シアン PR TEL:03・6662・5525) シャツ¥28,000(ボディソング) 眼鏡¥51,500(マイキータ/オプティカルテーラー クレイドル青山店 TEL:03・6418・0577) REIS/シャツ¥23,500(ルプコ/シアン PR) えつこ/Tシャツ 参考商品 トップス¥24,000(共にボディソング) その他はスタイリスト私物
Major 1st Full Album『DADASTATION』¥3,000 先行配信で話題の「少しでいいから殴らせて」など、既発表曲と新曲を含む13曲を収録したメジャーデビューアルバム。(unBORDE/WARNER MUSIC)
※『anan』2017年12月20日号より。写真・野呂知功(TRIVAL) スタイリスト・市野沢祐大(WSC) ヘア&メイク・久保純子 文・北條尚子
(by anan編集部)

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