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材料は2つだけ! 「フライパン蒸し」であっという間に晩ごはん

  • 2017.12.12
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どうにもこうにも忙しくて、短時間で晩ごはんの準備をしたい。子育てや仕事に忙しいママたちにとって、そんなふうに思う日は、少なくないのではないでしょうか。

「時短」につながる究極のコツは、材料の数を減らすこと。

材料の数が増えれば、皮をむいたり、刻んだり、下味をつけたりするプロセスが増えていきます。

手早く作りたいときは、いさぎよく材料を減らしてみましょう。

私がおすすめしたいのは野菜1品×たんぱく質食材1品の「フライパン蒸し」。直径22cmの深めのふたのできるフライパンを使っていますが、浅めのフライパンでも、両手鍋でもだいじょうぶです。

■鶏肉とキャベツのフライパン蒸し

レシピ制作:大久保朱夏

<材料> ※2~3人分
鶏もも肉 240g~300g
キャベツ 1/2個
水 40ml
塩 ひとつまみ

<作り方>
1、キャベツはざく切りにして鍋に敷き詰める。芯はそぎ切りにする。

2、キャベツの上に鶏肉を並べて塩をふり、水を入れてふたをする。

3、中火にかけて蒸気が出てきたら火を弱め、12〜15分蒸す。

ふたをして加熱している間に、ごはんをレンジで温めるなど、ほかの支度ができ、ゆとりが生まれるのもいいところ。炒め物だとこうはいかないのです。

鶏肉の脂がほどよくキャベツにまとい、甘さが引き出されます。キャベツがくたっとするので、1/2個をぺろり。食材も無駄になりません。

■組み合わせを変えれば、もっと楽しめる!
このレシピは、「鶏肉とキャベツのフライパン蒸し」が、もっともシンプルな組み合わせ。野菜とたんぱく質の組み合わせを変えていくと、バリエーションが広がります。

下に敷く野菜は、「かさ」のあるキャベツか白菜がいいですよ。上にのせるたんぱく質は、肉なら鶏肉か豚肉、魚なら白菜とキャベツと相性のいいサケがよいでしょう。

白菜を使用する場合は、水分が多いので、水の量は20〜30mlと少なめでOK。

野菜もたんぱく質もたっぷり。これにご飯を添えれば、大満足の夕飯に。

■いろんなタレがあれば、飽きずに食べられる!
フライパン蒸しの味つけはぜひテーブルの上で。 ゆずやレモンなど季節の柑橘をギュッとしぼり、しょうゆをたらすのが好きですが、子どもはマヨネーズにカレー粉を混ぜた「カレーマヨ」、大人は「ゆずこしょう入りオリーブオイル」など、油をプラスすると、コクが増し満足感がアップ!

タレは、小皿の中で混ぜればできる、シンプルな組み合わせがいいですよ! お好みのタレで召し上がってみてください。

<タレの組み合わせ>
・ぽん酢しょうゆ×オリーブ油
・みそ×白ねりごま
・マヨネーズ×みそ
・ごま油×しょうゆ×酢
・ごま油×豆板醤×しょうゆ

にんにくの薄切り、せん切りしょうが、刻みねぎ、きのこを一緒に蒸したり、火を止めてから刻んだニラを混ぜたり。「ちょい足し」すれば、飽きずにいただけます。

地味な仕上がりに見えますが、これさえ作ればなんとかなるというお助けごはん。しっかり食べて、年末年始を元気に乗り切りましょう。
(大久保 朱夏)

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