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セフレは永遠に本命女になれない~「遊ばれる女」と「本命の女」の分かれ道

  • 2017.12.9
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セフレといってもその関係性は様々です。

ナンパからセフレになったというドライな関係は、スポーツを楽しむようにワンナイトラブを謳歌すればよいのです。本命とか遊び女とかを忘れて、思い切り動物的な快楽をむさぼりましょう。「尻軽女」はひたすら男受けしますから、その意味でモテモテです。男の本能とアドレナリンを刺激する雑誌「SPA!」を読めば一目瞭然。「SPA!」では「出会ってすぐ女の子を脱がせる」ナンパテク特集が巻頭を飾るのですから。

それから元カレからセフレの場合。

これは未練なのか、はたまた孤独を埋め合わせるだけなのか。どちらにしても泥沼に陥ることは間違いないでしょう。

そして友達の彼氏とセフレ。

これはもうデビルのもくろみとしか言いようがない。行く先は地獄だけど、スリリングな関係がさらに快感を高める麻薬のようなもの。加害者意識もさらに快楽に繋がる悪魔のつながりです。

基本的に私は「好きならどうぞ。自由だから」というスタンスです。でも好きな男にセフレがいたらショックだろうし、彼女がいるのにセフレにしようとする男にはあまり魅力を感じません。つまり自由恋愛を認めているけど、いざわが身にセフレ問題が降りかかってくれば、オーソドックスな反応をするってことかな。

ある知人の恋愛ライターは、何度かセフレの経験があるそうです。中にはほんのり恋愛感情を抱いたこともあったり、さらにかなり好きだった人もいたそうですが、いざ彼氏彼女になるかといえば『そこまでは』と躊躇するとか。「彼女がいながらセフレを作る男を信用できなかった」というのも納得できますね。それにもし本命になったとしても、「またセフレ作るのでは」と心中穏やかではなくなるので、セフレで楽に付き合うことを選んだそうです。

この心理は、女性に限らず、男性も同じでしょう。彼氏がいながら自分をセフレにする女性を心から信じていません。そのため彼女や彼氏がいる相手と、セフレ関係から本命になったとしても、信頼関係を築きにくいので、結婚は難しいでしょう。

では自分も相手も彼氏も彼女がいない場合、セフレから付き合ってしまったらどうなるのでしょう。

5年前のことです。コラム「夏目かをるのTree of Love~愛のなる樹」(lovelabサイト)の担当者・T嬢と打ち合わせをしていた時に、当時25歳のT嬢がふいに「女友達が初めて会った男性とお酒を飲んだ勢いでたまたましちゃって、そのままセフレでずるずる続いて悩んでいます。どうしたらいいですか」と尋ねてきました。

そこで私がすかさず「友達はセフレから本命に出世したいの?」と聞き返すと「みたいですね」とT嬢。私はう~ん腕を組みながら「本命は無理。会ってすぐやっちゃう女を男は“遊び女”とみなすのよ」。するとT嬢が「えええ!」とびっくりしたので、今どきの女子はそんなことも知らないのかと私こそ驚いたものです。

T嬢は「女友達は体の相性がばっちりだから、男のほうから別れられるはずがないって言っています。体がジャストフィットしても、本命になれないのはどうしてですか」と畳みかけるように尋ねてきたので、「セックスに関する男女の本能は、脳の違いによって違うのよ」と、ある本を渡しました。

それは脳科学研究をもとに男女の恋愛やセックスの違いを解く「セックスをしたがる男、愛を求める女」(アラン&バーバラ・ピーズ夫妻 主婦の友社)です。「理想のパートナーを見つける方法」と「理想のパートナーになるために」の章には、男性は「本命女」と「遊ぶ女」を本能的に見分けているということを脳科学の観点で紐解いています。

多くの恋愛指南書には「男性はハンターだから、男からアタックさせるべき」と記されていますね。男に追いかけさせたいなら、出会ってすぐにセックスしないほうが良いとわけです。

でも恋というのは、理屈では割り切れないもの。もしたまたま会ってその日にセックスしてしまったら、自分から連絡をしないこと。例えかなりタイプの男であっても、ほのかな恋心が芽生えたとしても、相手から連絡があったときに、飛びつかずに、会うかどうかをじっくり決める。そして会うと決めたら、二度目の時はセックスをしない。この段階を踏んで、恋愛関係に持っていける女性なら、セックスから始まる恋も、成就する可能性もあります。

でも婚活中は、セフレになることを避けた方が賢明。そのためには男性から「遊び女」のレッテルを貼られない女になることです。

あなたが遊ばれない女にならないための方法をお伝えしますね!

「遊ばれる女」チェック項目

当てはまる数を数えてください。

⬜︎ 実際の年齢より「若い」と言われることがよくある

⬜︎ 胸の谷間を強調するファッションやミニなど、体を露出するのが好き

⬜︎ 目をぱっちりと強調するメイク(アイライン、つけ睫毛)を心がけている

⬜︎ 顔やスタイルの良さを褒められることが多い

⬜︎ 美容整形やコスメに関心が高く、「綺麗」になるために惜しまず努力する

⬜︎ 失恋などで自尊心を傷つけられ、ワンナイトラブ(カジュアルセックス)に走ったことがある

⬜︎ 好むと好まざるに関わらず、男性からご馳走されることが多い

⬜︎ セックスはスポーツと同じようなものと割り切れる

⬜︎ セックスと引き換えに何らかの利益(お金、服、マンション購入)があれば、応じる

⬜︎ 自分からセックスを誘ったことがある。

0~2 真面目な本命タイプ

「遊ばれる」ことすら、考えられない真面目なタイプです。ただもう少しは「きれい」を意識したほうが、あなたを本命にしたい男性が現れるのでは?

3~6 危険度アップ中

男は女の外見を重視すると熟知しているタイプ。外見にこだわり過ぎず、「思いやり」や「誠実」など、男が本命に求める美点をもっとアピールすること

7以上 りっぱな「遊ばれ女」

カジュアルセックスでもいいから、男から美味しいものを求める「遊ばれ女」。やるなら徹底的にしましょう。マンションを買ってもらうぐらい、ガンバレ!

【遊ばれない女本命女5カ条】

1 男は見た目にこだわるもの。でも谷間が見える服や、ミニスカートは基本的に禁止

谷間が見えるファッションやミニは、「誘ってもらいたい」信号を出していると、男は勝手に思い込みます。私も経験があります。ミニや網タイツが大好きで、自分の気持ちをアップするファッションだからです。でも時にはセクシャルをアピールするファッションは危険。婚活パーティーでは避けることがベストです。

男が美人やルックスの良い女を好むのは、ビジュアルがセックスに対する妄想をかきたててくれるから。本命に求めるのは思いやりなど人柄重視。温かな気持ちで人に接してください。

2 過剰な美容整形をしない。ナチュラルメイクを心がける

自分に自信を持つことは、恋愛や婚活、結婚生活にとって大事なことです。

プチ整形やヒアロン注射、シミ切除など、美容整形によって、「きれい」と自信を持つことはとても喜ばしいですが、男がパートナーに求める第一希望が「人柄」。「きれい」を目指すなら、外見と共に、内面もきれいにしましょう。

3 「あばたもエクボ」。男は好きになったら、シミもそばかすも気にしない

男という生き物は、外見にこだわる半面、好きになったら、相手の女の全てを好きになってしまう単純な動物です。本命になるためには、相手を夢中にさせ、追いかけさせましょう。本命を目指すなら、自分からガンガン押しまくらないこと

4 「社会性」も本命に必要!

ある専門性の高いワーキングウーマンは仕事を続ける理由の一つに「結婚前に、夫から仕事をしてくれと頼まれたから」と打ち明けてくれました。夫は年収1000万以上。妻に不自由をさせない高収入の夫が、彼女に仕事を勧めたのは「妻と会話ができるため」。つまりこの男性は妻に社会性を求めたのです。

結婚してから、夫婦の時間が長くなります。「会話のできる妻」も、重要な要素ですね!

5 ユーモア、賢明さも。楽しく、尊敬される女性になる!

「賢い女」は、男から敬遠されると思われがちですが、実は本命の女性に男は「賢明さ」を求めるのです。一方、遊びたい女には、全く要求しません。どうしてでしょう。

安定した家庭を築くために必要なのは女性の賢さであると男性がわかっているからです。。「妻がいれば安心」と頼っている夫も多いですね。

また長い夫婦生活に、ユーモアも不可欠。「楽しい女」と言われたら、本命女のチャンス到来です!

Written by 夏目かをる

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