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眠る前に、睡眠の質を上げるハラアーサナで目覚めもスッキリ

  • 2017.12.7

寒い冬ただでさえ布団の暖かさが恋しくて、布団から出るのが辛い時期です。また、足先の冷えでなかなか眠りにつけなかったり、日照時間が大幅に減る為に寝覚めが悪くなったりと冬は睡眠のバランスが崩れがち。
夜眠る前に、ちょっとしたケアを行うだけで睡眠のバランスを調整するのは、翌朝すっきり目覚める為に習慣にしてほしいことの一つです。ヨガインストラクターである筆者が、眠る前の習慣にしたいヨガポーズをご紹介します。
 

■ハラアーサナで睡眠の質を整えよう

(1)仰向けの状態で寝ます。

 
(2)両手を体の横に下ろし、手のひらは床側へおきましょう。
(3)下腹部を引き締めて、息を吸うタイミングで両脚を天井方向へ引き上げます。
 

 
(4)さらに息を吸うタイミングで、両手で床を押しながらお尻を床から持ち上げます。
(5)お尻から腰をさらに床から浮かせて、両脚先を頭の先へ下ろしてきましょう。
 

(6)両手を背中に添えて体を支えます。脚が床につかない場合は、膝を曲げて体を丸めるようにしておきましょう。
(7)首、背中、腰の力を抜き、なるべく脱力します。
(8)首を左右に動かさないようにし、この姿勢で10呼吸ほどキープしていきます。
(9)両手で背中を支えながら、ゆっくりと腰を床に戻していきます。背中と腰を丸めるようにして、両脚がなるべく頭の近くを通るようにしましょう。
(10)腰とお尻が床に降りたら、下腹に力を入れながら両脚をゆっくり床に下ろしていきます。腰が辛い場合は、膝を曲げて両脚をお腹に引き寄せながら仰向けに戻っていきます。
 
 

■首や背中周りが弱かったり不安のある方は注意

首や背中周りに負担のかかるポーズです。首の不調や肩周り背中周りの不調を感じる時は、ポーズを行うのは禁止です。
また、ポーズを行った後は頭の後ろに両手を添えて、頭だけを床から起こすようにして、首をストレッチします。次に、両膝を曲げて両膝を抱え、体を上下、左右、円を描くように動かして、ポーズで刺激を受けた部分を緩めていきましょう。
 

<<ハラーサナのヨガ的効能>>

血行をよくする。循環機能を整える。老化予防。重力で下がった内臓を元の位置に引き上げる。肩こり予防。腰の疲労回復。
眠る前に、睡眠の質を上げるハラアーサナで目覚めもスッキリはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

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