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革製品を正しくお手入れ!クリームを使った簡単メンテナンス術

  • 2017.12.7

革製品はお手入れ次第で、汚れやキズもレザー特有の味になります。革のお手入れは難しいと思われがちですが、ブラシとクリームがあれば自宅でも簡単にメンテナンスできます。レザー小物の正しいお手入れ方法を動画でわかりやすくご紹介します。

適度にお手入れしてレザー小物を長く使おう

レザー小物は、使えば使うほど素材に味が出てくるので、多くの人に愛用されています。しっかりとしたお手入れによって、レザー特有の風合いがさらに増すため、レザー小物には適度なお手入れが欠かせません。

レザーのお手入れというと大変そうなイメージもあるかもしれませんが、きちんとお手入れすることで長く愛用できます。

お財布で約15分、バッグで約20分がお手入れ時間の目安です。お手入れには、馬毛ブラシ・豚毛ブラシ・山羊毛ブラシ・クリーム・クリーナー・不要になった白布を使用します。

ブラシやクリーナーで汚れを落とす

最初に、「馬毛ブラシ」を使ってホコリを落します。「馬毛ブラシ」は毛足が長く適度な弾力があるので、ホコリ落としに適しています。

力を入れ過ぎず、レザーの表面をやさしくなでるようにホコリをはらいましょう。縫い目の部分は汚れがたまりやすいので、丁寧に行ってください。

次に、布にクリーナーを付けて表面についた汚れを落としていきます。ゴシゴシこするとレザーを傷つけてしまうことがあるので、気をつけましょう。

無色のクリームを塗る

手にクリームをつけ、レザーの表面に塗っていきます。全体に塗れたら、「豚毛ブラシ」でなじませましょう。

「豚毛ブラシ」はコシが強く、毛足が硬めなのが特徴。力を入れ過ぎると傷をつけてしまったり、まばらに光沢が出てしまったりすることがあるため、力加減には注意が必要です。

から拭きをしてブラシで磨いて仕上げる

クリームを塗ったら、乾いた布でから拭きをして、余分なクリームを取り除きます。から拭きをすることで仕上がりに差がでるので、きちんと行いましょう。

最後に、霧吹きなどで少量の水をつけた「山羊毛ブラシ」を使って仕上げます。「山羊毛ブラシ」は、「馬毛ブラシ」よりも柔らかく艶を出す効果もあるため、レザーの表面を整えたり仕上げに使ったりするのに適しています。

正しいお手入れでレザー特有の風合いを味わう

レザーは使い込むと味が出てくる素材なので、お手入れをあまりしないという人もいるかもしれません。しかし、適度にお手入れをしながら使うと、いっそう味わい深いレザーの風合いを楽しむことができます。

手間をかける分だけその小物にも愛着が湧いてくるはず。しっかりとお手入れをして、レザー小物を長く愛用しましょう。

監修:THE BAR by Brift H(BLOOM&BRANCH)

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