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自分が落ち込んでいる時にする恋愛には注意しよう

  • 2017.12.3
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似た者同士が引き合う理由
人間関係には『鏡の法則』というものが働いていることをご存知ですか?
人は気づかずにうちに自分の周りに、自分と似たような性格、同じような趣味を持った人たちを揃える習性があります。この法則は「類は友を呼ぶ」ということわざで引き継がれています。
人間はできるだけ自分と似たような人と付き合いたいと思いますし、逆に言えば自分とは違う人との関係は自動的に避けようとします。
人はお互いの性格や趣味が近いと仲良くなる一般的には認識されていますが、正確には物事の捉え方や考え方が似ているから仲良くなるといった方が正確です。
例えば、「普通さ」という言葉を使った時に、その「普通」は所属するコミュニティによって全く変わって来ます。
「普通はデート代は男性がおごるものだ」と思っている人もいるし、「普通はデート代は割り勘でしょう」と思っている人もいます。この考え方が似ている人たち同士がつるみ、仲良くなるというわけです。

■鏡の法則は要注意

人間関係はこれぐらい強力に引き合ったり反発したりします。それゆえあなたの前にはあなたに似た人がやって来ます。裏を返せば、あなたの目の前にいる人を見れば、あなたがどういう人なのかよくわかる、ということです。
これが鏡の法則です。そしてこの鏡の法則は、普段のその人の考え方や価値観だけではなく、その人の精神状態によっても大きく影響されます。
自分が凹んでいるときは、凹んでいる人に出会い、自分が絶好調の時には絶好調の人に出会うものです。
「なんだ、そんなことか」と思うことなかれ、この鏡の法則は非常に厄介なのです。

■精神状態で恋人も変わってしまう

例えば、あなたが何かとても辛いことがあって、自分の精神状態がとても不安定であったとします。そんな時誰かに優しくされたとします。
自分が辛い時に寄り添ってくれる人は、とても魅力的に思えてしまうものです。それによって相手に恋心が生まれたりすることもあるでしょう。
この時、あなたに鏡の法則を適用するとどうなるでしょう?
「類は友を呼ぶ」のであれば、あなたの精神状態が不安定な時にあなたに接してきてくれる人は、意識的にか無意識的にか、「精神的に不安定なあなた」に引き寄せられています。
ということはその接して来てくれた人も、「精神的に不安定な状態」にある可能性が極めて高いのです。
そんな時に仮に恋に落ちてしまうと、もしあなたの精神状態が上向いた時に、その人との関係性がうまくいかなくなってしまうのです。

■メンタルが安定している時に恋をしよう

鏡の法則を利用すると、恋愛をする時には自分のメンタルが安定している時に恋愛をするのが吉、ということなります。
また、目の前にいる相手を詳しく観察することで、自分の精神状態を見つめ直すきっかけにもなります。
もし相手の考え方に「アレ?」と思うことがあれば、自分自身の状態に目を向けて見ると客観的に自分の精神状態を見つめ直すきっかけにもなります。
恋愛をする時にはくれぐれも自分の精神状態がいい時にするようにしたいですね。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)

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