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「頑張る」恋愛を卒業して、「楽しむ」恋愛をしよう

  • 2017.12.3

日本人は頑張ることが得意な国民です。スペイン人みたいに、お昼寝(シエスタ)したら怠惰だと怒られますし、オーストラリア人みたいにきっちり定時に帰らずに、無理してでも残業をします。
その良し悪しをここでどうこういうつもりはありません。ただ、こと恋愛に関していえば、日本人の女性は恋愛を「頑張りすぎている」傾向があるのではないかと思います。
いい出会いを探すために女磨きを頑張る、彼氏に好かれるために彼のためになることを頑張るなど、聞こえはいいですが、自分がその立場になると考えると「なんだか辛そうだな」と感じます。
それよりも、出会いを探すことも、女磨きをすることも、恋人に好かれることも、楽しんだ方がいいのではないかなと思うのです。いえ、もっと言えばそれらの行為は全て、本来であれば楽しんで行うものではないかと思うのです。

■恋愛を楽しむ人と、恋愛を頑張る人の違い

同じ行為をしていても楽しむ人と、頑張る人がいます。この差はほとんどの場合、「自主的にやっている」か「誰かにやらされているか」の違いによって生まれます。
例えば「頑張って」女磨きをしている人を例に挙げてみましょう。彼女は本人の意思で「女を磨こう」と思っているわけですから、誰かにやらされているのではなく、自主的に自分の意思でやっているように見えます。
しかし究極のところ本当に毎日キラキラしている人は、いろんなことにチャレンジした結果として女が磨かれているわけで、決して「女磨きをしよう」とは思っていないんですよね。
つまり「女磨きしなきゃ」と考えている時点で、外部の何か(誰か)に、女磨き「させられて」いるのです。
他にも、恋人と頑張って仲良くなろうと努力している人は、相手から嫌われたくないから、あるいは、周囲から仲が悪いと思われたくないから、仲良くなるように努力「させられて」いる可能性が考えられるということです。

■頑張る恋愛があなたを苦しめる理由

恋愛は本来もっと楽しいもので、あなたを強制させることは何一つありません。ところが、なぜかあなたは恋愛に何かを強制させられてしまっている。
そういう状態が続けば、恋愛に対して億劫になるのも自信がなくなるのも無理はありません。人によっては恋愛そのものが嫌いになることだってあるでしょう。
このように誰かにさせられている恋愛は、長い目で見るとあなたを疲弊させます。当然ですよね、心では望んでいないことを強制させられているわけですから。

■楽しむ恋愛をしたい人がすべきこと

じゃあ明日からすぐに恋愛を楽しんでくださいと言っても、すぐにできる人とそうできない人がいるとも思います。
おそらくですが、この記事を読んでいるあなたは、すぐにできない方のタイプの人なのではないでしょうか。「そっか楽しめばいいんだ!」とシンプルに切り替えられる人は、そもそもこの記事をここまで読んでいないと思うんですね。笑
ではあなたが恋愛を最大限楽しむためにしなくてはいけないことは何でしょうか?
それは「自分を好きになること」です。
自分を好きになればおのずと「自分にはいい出会いがあるはずだ」だと思えるようになります。自分を好きな人は女磨きにつながるようなことに興味を持ち、彼の方から自分のことを好きなってくれることでしょう。
自分が大好きな人は、恋愛を頑張る必要性がそもそも無いんですね。自分を好きになることが、頑張る恋愛からあなたを解放してくれます。

■どうしたら?に答えはない

ではどうしたら自分を好きになれるのか。そこに答えはありません。どうしたら自分が好きになれるのか、に対する答えは「まず好きになること」でしかないのです。
正確に言えば、自分は自分のことが好きであるように振舞うことです。
体に悪いものは極力避け、エネルギーの低い人とは会話せず、ストレスを溜めない環境に身を置くこと。自分が好きだったら、自分の体をとても大事にしますよね。
逆転の発想で、自分の体のことをとても大事にするから、自分のことが好きになることができるということでもあります。
嘘でも口角を開けて大声で笑っていると、だんだん本当に楽しくなってく食るのと同じで、まず自分のことを好きになってて、だんだん本当に好きになっていくんです。
もしあなたが「私、頑張って恋愛してしまっているかも」と思ったら、とにかく自分を見つめ直して、自分のいいところ、好きなところをいっぱい見つけてあげてください。それが楽しむ恋愛をするための第一歩になります。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)

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