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【女子のばんそうこう】忘れた頃に連絡が…いばら男の「リサイクル癖」。

  • 2017.12.2

「複数の女(本命とセカンドとそれ以下)を常に抱え、全員に希望を持たせたままキープする男」を「いばら男」と称していたお話は、以前【前篇】【後篇】に分けて書きました。

彼らに振り回され傷ついたのちに目が覚め、やっといばら男と訣別した女子たち。ああよかった、あんな男にはもう近づかない。ちゃんと一対一の恋愛ができるひとを探そう…。そう決意して平穏な日々を送る。まさしく一件落着なわけですが、

ひょっこり。

気をつけましょう。

彼らは忘れた頃にひょっこり、現れるのですよ。

偶然に再会したり、いきなり他愛もない連絡が来たり、パターンはさまざま。しかしさんざんこじれて「面倒くさい女」だと思われて終えた関係ですから、こちらの気持ちと同様、向こうもサッパリサバサバしてくれるのだと思っていたら要注意です。

彼らは「あの時は俺が悪かったね…」とか「あの時はお互い大変だったけど今は落ち着いたね」とか「あの時誤解させたけど実はこういう気持ちだったんだ」とか、もしくはそんな前説は何もなくむちゃくちゃ無邪気に「ハロー☆元気?久々に会いたいな」とか、

そんなふうに「ちょっといい人」でやって来ます。

恐ろしい子…!あんなに揉めてあんなに面倒くさがったのに、またこちらと関係を紡ごうとしてくるんですよ。その真意が謎すぎるため、女子の中には訣別を誓ったにも関わらず「あれっ、この人変わった…?」「私の大切さが今になって少し分かった…?」みたいにほだされてしまう人もいるようですが、絶対にダメです。

いばら男は「昔の関係値が今も再利用可能」だと思っています。どんだけエコだよこのリサイクル野郎め。単にあんなに面倒だったことをのど元過ぎて忘れてちゃって、今はこちらが鬱陶しく追ってこないもんだから、ふらりと寄って来ただけなのです。何なら「ちょっとつつけば俺のことを必死に追ってきてたあの頃のオンナの顔にすぐに戻るはずだ」と思っています。

きっと、ちょっとした優越感を再び得るためと、ちょっとだけ(あとくされない)楽しい思いができるといいなという期待感があるのでしょう。

彼らはそのためだけに「お前これ好きだったでしょ?ほれほれ」とねこじゃらしを女子の目の前にちらちらさせて、食いつくのを待つのです。

意味わかんねー!

往々にして女性が「別れたら角を曲がる(相手の姿が見えなくなる)」のに対し、男性は「別れても道は一直線」。振り返れば過去の女は点々と来た道に見えており、しかも「彼女たちはまだどこかで俺のことを好いていてくれてる」と思い込んでたりする。いばら男はその傾向がさらに顕著だと思われます。

賢い女子はせっかくいばらを卒業したなら、その自分勝手なロマンチズムに再び惑わされたらいけません。いばら男にとってあなたは永久に「俺というエサに食いつく女」。スキあらば性懲りもなく接触してきます。

そして彼がどんなに殊勝なことを言い連ねたとしても、あなたがそれに頷けばまた元通りのいばらの関係が待ってるのです。ナメられてるよね。アホらしーよね。だから、コンタクトを取ってはいけません。

印象的に登場と退場を繰り返してるから大きな存在だったような気がするかもだけど、考えてもみて下さい。いちばんつらいときに側にいないで、ほとぼりさめたらいい人ぶって寄って来る人なんて、あなたの人生にそんなに大事であるはず、ないんですよ。

私たちはリサイクル素材じゃない。それをはっきり自覚して、いまある平穏と、いまあなたを大切にしてくれる人たちに目を向けましょー。

Written by あゆみ

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