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緩さこそが大人の魅力!なにもなしえていない人こそ、自信を持とう!/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第六十七回目

  • 2017.12.2

幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。当研究所では、大人の女性たちの恋を調査研究していますが、最近とくに感じるのは、「ピュアな女性が増えたな」ということ。見た目や社会的立場が大人でも、乙女の心のまま恋をする人が増えている印象です。では、そんな乙女な大人女性たちは、どうすれば恋をうまく進められるのでしょうか?

まずは自分を優先する

まず大きく言いたいのは、「男性が人生のすべてではない」という自覚を持とうということです。

もちろん、恋愛をすることで得られるものは大きいですし、人生のエネルギーにもなります。けれど、それは自分のために求めるべきものですし、女性の「自分のため」と男性の「自分のため」が合致するときに恋が成立する。

なのに乙女な女性たちは、「相手のため」を重視しすぎて「自分」をおろそかにすることが多く、その結果、一喜一憂して、憔悴することになるのです。そこで、今からおすすめしたいのが心構えを変えること。「ロマンスは人生の彩」とか、「男性はロマンスの道具」くらいに考えて、「すべてだ」と思いこまないことでしょう。それよりも、「自分自身」を快適にすることを優先していきましょう。

道具だから大切にできる

例えば皆様がピアノを弾きたいと思ったときに、ピアノは絶対に必要ですよね。けれど、自分の指のコンディションを悪くしては、ピアノは自分では弾けません。つまり、恋愛において「まずは自分を大事に」というのは、「ピアノを弾ける自分でいよう」という意味です。

そして、「男性はロマンスの道具」というのは、例えるなら「男性はピアノのようなもの」ということです。そう考えると、道具と表現したからと言っても、「粗末にする」という意味でないことはわかっていただけますよね。だって、自分がピアニストとして輝くためには、自分を大事にすることはもちろん、ピアノも大事にするはずですから。けれど、「主役はあくまで自分」。そして、男女関係にもそんなイメージを持とうということです。

自信がないと相手任せになる

しかしどうしても「ピアノ優先」になってしまう人はいます。「自信がない」人たちです。

私自身も、自信がないタイプなので本当によくわかるのですが、自信がないと相手の態度に一喜一憂してしまいますし、自分の存在理由や価値を相手にゆだねてしまいます。

けれど、客観的に考えてみれば、いくら自分の好きな人だとは言っても、自分の価値を他人が決められるはずはないのですよ。「自分の価値を決めるのは、自分」。…当たり前のことですが、自信がないとどうしても人任せになってしまう。

「何もしなかったこと」も宝

しかし、実は大人の女性には、自信を持てない理由なんてないのです。これは私が研究所の相談を通じて本当に痛感したことなのですが、大人になる年まで生きてきた人には、誰にでも十分魅力があります。キャリアを重ねてきた人はキャリアの、勉強をしてきた人には勉強の実績があるのはもちろんですが、何もしてこなかった人にも、「自信の源になるもの」はあります。それは「何もしてこなかったこと」! たとえば平日と休日を比較してほしいのですが、休日の良さってぼーっとできることだったりしますよね。ぼーっとできることに、人は価値を感じているのです。「無」と言ってもいいかもしれません。そしてあなたが大人なら「無」の価値を感じ取れますよね。1日をすべて「オン」で過ごしたい若者時代と違って、大人にとって「無」は価値があるからです。

「無」は「抜け感」につながる

「何もしてこなかった」人には、そんな「無」の魅力が備わっています。「抜け感」と言い変えていいかもしれません。

そして、「何もしなかった」からこそ生まれてくる「抜け感」は、時間を経て得られるものですから、若者が簡単に得られるものではありません。だって、「年月」を経ないと、得られるものではないからです。たとえば無名だった俳優さんが、ある年齢になって急に表舞台に出ることがありますが、それはいい意味で「抜け感」を身に着けたからと言えるかもしれません。

だから「何もしてこなかったこと」を恥ずかしく思っている人は、「無を積み重ねてきたこと」に自信をもってほしいのです。

だってこうした抜けた感じや緩さは、大人の恋では十分、アピールになるからです。

しかも、抜け感のある人は、そもそも謙虚な人が多いですから「出すぎず」、人として「感じよく」映るのもアピールになりえます。

…ということで、押し押しでいろんな行動をしてきた女性はそれを誇ればいいでしょうし、何もしてこなかった自覚のある人は「何もしなかった」ことを誇ればいい。それほどまでに大人の女性は、魅力にあふれているのです。だから「自信がない」と自ら後ろ向きになるのは止めて、ピアノが弾きたいと思うなら(つまり、恋をしたいと思うなら)、美しく弾ける自分を信じで、よりよい音の出るピアノを探し求めていきましょう。

まとめ

→●「自信の源」は今日まで生きてきたことだけで十分

●「何もしてこなかった」人には、「抜け感」が身についている

●「男性は恋の道具」とは、道具も引き手も大事という意味。

Written by にらさわ あきこ

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