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「優しさ」は「相手に合わせる」じゃない。優しい人って、どんな人?

  • 2017.12.1

「好きなタイプは?」と聞かれて、「優しい人」と答える人って多いですよね。
しかし、「優しい人」って具体的にどんな人のことを指すか考えたことがある人って少ないと思います。
そのため、「優しいこと」と「相手に合わせること」を同じことだと思ってしまっている人が少なくないのです。

■・「優しさ」は「相手に合わせる」ことではない

相手に合わせることって、一見「優しさ」のように見えることが多いんです。
例えば、彼氏がデートの待ち合わせに遅刻してきたとき、「私も今来たところだから!」と言える女子。一見優しいように見えますが、これって相手に合わせているだけ。数分待っただけならまだしも、それ以上待っているなら嘘をついて彼に合わせたことになります。
これ、相手によっては「嘘をつかせたかも・・・」と罪悪感を負わせることになったり、「遅刻が気にならない子だ」と思われて遅刻癖を直すきっかけを失うことも。
ここでいう本当の優しさは、「ちゃんと時間通り来て!」というあなたの意思と、「気を付けてきてね」と彼を思いやったふたつのことをキチンと伝えられるということなのです。

■・「相手に合わせる」のはあなたじゃなくてもできる

もちろん、自分に合わせてくれる相手といるのは、居心地がいいもの。その居心地の良さが恋愛における「好き」に発展することも少なくありません。
しかし、「相手に合わせる」だけならあなたでなくてもよいのです。つまり、あなた以上に彼に合わせられる女性があらわれてしまえば、彼女の座はたちまち奪われてしまうでしょう。
では、大好きな彼に「こいつじゃなきゃダメだ!」とまで思わせる「優しい彼女」になるのは、どうすればいいのでしょうか。

■・あなたの意思と思いやりが生む「優しさ」

本当の「優しさ」というのは、「相手に合わせること」よりも「自分の意思」と「思いやり」をミックスしたものに近いもの。 
例えば、彼が落ち込んでいるとき、何も言わず寄り添ってあげるのが良いのか、それとも彼を鼓舞するべきなのか。その時々でどうすれば彼のためになるのかを考えられることがあなたならではの「優しさ」です。ただ愚痴を聞くだけなら、誰にでもできますからね。
彼のことを思いやれば、時に指摘が必要になってくることもあるでしょう。「嫌われるかもしれない・・・」と思って「彼のためになること」ができず彼に合わせていることは、「優しさ」とは言えないのです。

■・「優しさ」は押し付けてはならない

そして、世間一般であたたかく素晴らしいものだとされる「優しさ」は、実は扱い方次第で凶器にもなりえます。
なぜなら、優しさは相手に押し付けた時点でエゴになってしまうから。優しさはあくまであなたから彼に捧げるものであり、押し付けるものではありません。
もちろん、彼があなたの「優しさ」がを受け入れてくれないこともあるでしょう。しかし、そうした心のやり取りを繰り返すうちに、ふたりの間でしか捧げ合うことのできない「優しさ」が見えてくるはずですよ。

■・おわりに

自分らしさを捨て、彼に合わせることで付き合い続けていても、一向に幸せにはなれません。「本当の優しさとは何か」を分かっていなければ、彼を想う自分に自信を持てないからです。
お互いのことを思いやった末に生まれる「優しさ」は彼とあなたを成長させてくれるはず。みなさんも「本当に優しくて最高な彼女」を目指してみてくださいね!(桃花/ライター)
(ハウコレ編集部)

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