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かわいくておいしい!年末年始の手土産にぴったりな東京の和菓子10選

  • 2017.12.1
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今年も残すところあとひと月。もうすぐ年末の足音がきこえてきます。慌ただしい帰省のシーズンですが、久しぶりに会う友人や親戚に、「かわいい!おいしい!」と喜ばれるおみやげを渡したいもの。今回は、ことりっぷ編集部おすすめの、手みやげにぴったりの都内の和菓子をご紹介します。

【銀座】季節を詠んだ粋なおかき「銀座あけぼの」

銀座4丁目に本店を構える菓子店「銀座あけぼの」。「二十四節花」は、四季それぞれの花を描いたパッケージが美しいおかきです
個包装になっていて、それぞれに和の暦に由来する二十四節気に見ごろを迎える花と、花にまつわる俳句が描かれています。もち米から作られたおかきは香ばしく、8つの味はどれも個性的。一つひとつ、ゆっくり味わいたいおかきです。

【上野】生地がふんわり。「うさぎや」のどらやき

大正2年に上野で創業した和菓子店「うさぎや」。お店の代名詞でもあるのが、どらやきです。コクのあるレンゲのはちみつが効いた生地を一枚づつ焼きあげた皮は、焼き色にもムラがなく食感はしっとり。みずみずしい粒あんは甘すぎずやわらか。大き目サイズですが、あっさりと食べられます。

【銀座】文豪や著名人にも愛された「空也」のもなか

銀座の並木通りにある「空也」は、明治17年に上野で創業した和菓子店。現在は銀座に本店を移し、ひょうたんのかたちをした生菓子をていねいに作っています。「空也もなか」は、北海道産小豆と白ざら糖のみで炊いたしっとりこしあんと、香ばしくぱりっとした食感の皮とのバランスが絶妙。
予約で売り切れ、店頭に並ばないこともあるので、購入の際は早めに電話で問い合わせるのがベターです。

【銀座】粒のそろったほくほくの豆が艶めく姫かのこ。「鹿乃子」

小鹿の背にある白い斑点に由来する和菓子「鹿の子」の専門店「銀座 鹿乃子」。茶房併設の本店があるのは、すずらん通りの入り口近くです。
求肥をあんで包み、周りを蜜で煮た豆でくるんだ大粒の「花かのこ」をひとまわり小さくしたのが、二口くらいで食べられるサイズの「姫かのこ」です。栗と黄味あんの「栗かのこ」、青えんどうと抹茶あんの「鶯かのこ」など、それぞれ豆とあんの相性も良いかのこが、“鹿の子もよう”の箱に、詰められています。

【銀座】「HIGASHIYA GINZA」のモダンな細長もなか

銀座の中央通りに面したビルの2階にある「HIGASHIYA GINZA」。木材や伝統的な文様をモダンなデザインに昇華させたしつらえの和菓子店です。白木のカウンターに並ぶ和菓子も、スタイリッシュな佇まい。
こちらのもなかは竹炭で黒くした皮や、焦がさないように焼き上げた白い皮の色、そして形もめずらしい、細いスティックタイプ。あんは白あんをベースに、刻んだ干しあんずや、砕いた落花生とバター、牛乳と蜂蜜など、斬新な素材を使った新しいおいしさです。

【銀座】和×洋の素材が融合。「HIGASHIYA GINZA」のひと口果子

同じく「HIGASHIYA」の、コロンとまるい「ひと口果子」は、なめらかな餡でバターや果実、木の実をくるんだ一口サイズの生菓子。ココア×あんこや、バター×サツマイモなど、和菓子に洋の素材を取り入れた組み合わせがユニーク。暦を取り入れているところや色合いも、日本らしさを感じます。要冷蔵なので、その日に会う方への手みやげにどうぞ。

【大田区】ラム酒のきいたオトナなあじわい。「ワガシアソビ」の羊羹

東急池上線・長原駅から徒歩3分ほどの場所にある、小さな和菓子屋さん「wagashi asobi」。こちらの「ドライフルーツの羊羹」は、黒砂糖ベースの羊羹のなかにラム酒で香りをつけたドライフルーツのイチゴとイチジク、そしてクルミが隠されています。表面からは見えませんが、切り分けた断面にドライフルーツが浮かび上がり、お皿にのせると華やかに。
パンに合う和菓子として考案され、クリームチーズやバゲット、ワインとも合います。ひと口で羊羹のイメージが変わりますよ。

【湯島】サクッと軽い食感。「ゆしま花月」のかりんとう

子どものための小さな駄菓子屋に端を発する、湯島の「ゆしま花月」。かりんとうをはじめ、あられなど揚げ菓子を販売しています。お店を代表する「かりんとう」の赤色の丸缶を見かけたことのある人も多いのでは?
かりんとうは、一般的に使われている黒砂糖ではなく、上白糖を使用。飴になるまで煮詰め、三度揚げした生地に絡めています。ひと口齧ると、カリッと小気味よい音をたて、中のサクッとした食感や飴の甘さも上品で、飽きないおいしさです。

【銀座】「あめやえいたろう」の繊細な美しさをもつ板あめ

「あめやえいたろう」は、江戸時代に日本橋で創業した和菓子店「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」が、飴作りの技術を活かして手がける飴の専門店です。銀座三越の地下2階にあるショップには、花やフルーツの香りのものなど、美しく斬新な飴が並びます。

「板あめ 羽一衣」は、口に含むとホロっと溶けて、フレーバーがやさしく広がる板状の飴。定番の7種類に加え、季節ごとに登場する飴や銀座三越店限定の「ピュアいちごあめ」など、フレーバーも豊富。ギフトにするときは好みのものを詰め合わせできます。

【日本橋】マカロンみたいにカラフル色合いのもなか「鶴屋吉信」

京都で創業した老舗の和菓子店「鶴屋吉信」。日本橋の商業施設「コレド室町3」の1階には、その直営店となる、TOKYO MISE(とうきょうみせ)があります。
このショップだけで購入できる限定品が「IROMONAKA」。3種のあんと、もなかを11個作れる種のセットです。瓶入りのあんは、小倉・こし・抹茶、季節のあんから、好みで3種類選べます。マカロンのような淡いパステルカラーの皮のキュートさに目を奪われますが、しっとりしたあんも上品な味わい。かわいくて本格派の和菓子です。*****
いかがでしたか?
忙しい年末ですが、今年はふだんより特別な和菓子を用意してみれば、きっと贈る相手との会話も弾み、楽しい時間が過ごせますよ。

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