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たまにある「つまんないデート」も楽しめるふたりは強い

  • 2017.11.30
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企画段階から超ワクワクして、実際のデートでも時間を忘れるくらい楽しいデートをするに越したことはありません。


でも、いつもそうできるとは限らないわけで、いつかはきっと「今回は、いつもよりちょっと落ち着いたデートだったなぁ」ってこともあると思うんです。


そんな、避けては通れない「つまんないデート」の意外な役割について今回は考えてみたいと思います。

「いつも楽しく」はプレッシャー

「今好きな子が、デートするたび『こんな楽しいデートはじめて!』みたいな感じで俺のデートプランを絶賛してくれてるんだけど、だんだんネタも尽きてきて、そろそろ辛くなってきた・・・・・・(笑)」(大学生/22才)


デートを企画する側としては、「前回よりも楽しいデートを!」というのを目標にしたくなるものですよね。


ですが、それって、確実にいつか破綻する計画ですよね。永久に「前回より楽しく」なんて無理です。にもかかわらず、相手の喜ぶ顔が見たくて、期待に応えたくて、頑張らなくちゃと思う。


せっかく楽しみなはずの次のデートが、プレッシャーに覆い尽くされてしまってはあまりに残念です。

「余白」がふたりの愛を深める

「映画って、デートの時間の大半を消費しちゃうから、逆にもったいなかったりするんだよね」(不動産/24才)


ディズニーに行ったり、映画を観たり、ドライブに行ったりといったデートはたしかにワクワクするし、非日常的で楽しいでしょう。
けど、「盛りだくさんなデート」って、ちょっとやることだらけで窮屈で、少し疲れてしまうこともありますよね。そう、余白がないんです。


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ファミレスに居座るだけのデートとか、目的もなくふらつくデートとかは逆に、余白しかありません。
デートには、お互いの気持ちを伝え合うための余白も必要です。たとえその時間が多少気まずくても、沈黙混じりでもいいから、一生懸命に喋ったり、相手の様子を伺ったりして、その余白をふたりだけの時間に塗り替えていく作業がとても大切。


イベント尽くしであっという間なデートじゃ、終わった後に「楽しかった」という感想しかお互い残りません。

「わかんない」からデートは楽しい

はじめのうちは、楽しいデートばかりで構わないでしょう。
いきなり気まずい感じになっては、そもそも次のデートに繋げられませんから、最初は「非日常」に頼ってでも、「この人といると楽しいな」と思うことが重要です。


でも、回数を重ねるごとに、デートに余白を作っていくこと。
そして、その余白を埋める作業をふたりで楽しむこと。
最初はまだ仲もそこまでよくなくて、余白を作っても上手に埋めることができないかもしれませんが、数回でもデートすれば、きっとできるようになります。
余白を楽しめるようになれば、もうふたりの絆は敵なしです。


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本来デートは、どんな展開になるのかわかんないもの。修学旅行みたいな「しおり付き」のデートじゃ、恋の速度を高めるハプニングも起きやしませんね。


行き先未知数なデートを楽しめるようになれば、だんだん「この人といるだけで楽しい」と感じるようになっていくはずで、これこそが「好きになる」ということ。
今度のデートでは、ぜひ「今回は私が決めるよ!」といって企画係を引き受けてあげてください。


それだけで、きっと相手はプレッシャーから解放されるはず。そして、とびきり「つまんない」デートを企画して、「ふたりでたくさん話したいので、お出かけ少なめにしてみました!」と伝えるんです!(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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