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【冬に老けないために】塗りまくるだけじゃダメ!肌老化の対策Q&A

  • 2017.11.29

「エイジングの大敵は夏の紫外線でしょ?」と思っているなら、それは半分正解で半分は間違い。夏もこわいけれど、冬は夏に輪をかけて恐ろしい季節なのだ! 夏のダメージを引きずったままの人は特に要注意。今すぐ隅から隅まで熟読して冬老け対策法を発見して!

Q.肌のゆらぎ、放っておいたら老化につながる?

A.YES。ダメージを受けやすい肌状態は危険
「肌がゆらいでいるときはバリア機能が崩れている状態なので、外部刺激を受けやすい。そのときにダメージを負ってしまうと乾燥や肌荒れが進行してしまうことも考えられます」(藤原茂久さん)

Q.冬の乾燥老け対策、単純にアイテム数を増やせば回避できる?

A.NO! アイテムに占める油分の割合が大切!
「水っぽいアイテムばかりを増やしても意味がありません。重要なのは油分量。きっちりフタの役割ができる乳液やクリームを入れることが大切。そういったアイテムを増やすかスイッチして」(前田美保さん)

Q.一般的に、ベタベタする質感のスキンケアの方が保湿力も高い?

A.ベタベタの理由が油分なら高い
「普通はそれでOKですが、ベタベタが油分ではなく“高分子ポリマー”などで演出されている場合もあるんです。それを見極めるのは難しいかもしれないですが、油分でベタベタなら保湿力も高いです」(高瀬聡子先生)

保湿も美白も狙えるクリーム。ラグジュアリーホワイト 薬用デイ&ナイトクリーム(医薬部外品) 30g ¥9000/アンプルール

Q.季節によってエイジングケアは替えるべき?

A.悩みや季節に合わせてベストをチョイスすべき!
「肌調子は一定ではありません。同じものを年間通して使うより、その時々の悩みや環境に合わせて替えた方が肌の満足度は高いはず。ただし、お財布事情もあると思うので、決して無理せずに」(前田美保さん)

Q.さっぱりタイプが好みだけど、冬のエイジングケアはしっとりにチェンジすべき?

A.夏用を冬に使うと力不足を感じることも
「季節別に分かれているシリーズなら、冬用にスイッチがベター。夏用は自分の皮脂が出ることを計算したうえで“さっぱり”と名付けられているものもあるので、単純に名前に惑わされないで」(石井美保さん)

Q.年末は飲み会続きで肌がボロボロ、効果的なケアはありますか?

A.アルコールで奪われた水分を取り戻して!
「まずは水を飲んでカラダ中に水分を巡らせるのが先決。1日1リットルをちょこちょこ飲んで補給を。乾ききった肌はスチーマーやホットタオルで肌をほぐしながら乳液でケアをすると回復!」(石井美保さん)

美界にも愛用者多数の伝説的乳液。肌本来の力を引き出してくれる。エコロジカル コムパウンド 125ml ¥23500/シスレージャパン

◆教えてくれたのは…

ピアス株式会社 中央研究所 スキンケア研究部 部長 藤原茂久さん
アクセーヌの製品開発に携わり、敏感肌にも精通。研究開発一筋。

ウォブクリニック中目黒 総院長 高瀬聡子先生
肌の仕組みを分かりやすく解説。数多くの取材を受ける美人女医。

アイリスト/美容家 石井美保さん
エイジレスな美貌と底無しのコスメの知識を持ち、女性から大人気。

ビューティライター 前田美保さん
美容からタレントまで幅広く担当。美容医療やスキンケアにも精通。

撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリング/程野祐子 モデル/甲斐まりか 取材・文/前田美保 構成/大木光

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