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ヤセると思うのはどっち!? 鶏のから揚げ VS トンカツ【正しいヤセ活食part2】

  • 2017.11.24

「こっちのほうがカロリー低そう?」でメニューを選ぶのは大間違い! カロリーだけでなく、体に吸収しやすいか否か、塩分や糖質の量まで幅広く見なければ、ヤセ活食とはいえないのだ。ダイエットの思い込みを正すチャンス!

Q1.鶏のから揚げorトンカツ?

正解:鶏のから揚げ

●揚げ物は吸油率の低さで選ぶべし
揚げ物の場合、揚げ油を吸収する吸油率が低いほど太りにくい。パン粉をつけるトンカツの吸油率は10~20%もあるが、から揚げは6~8%。衣の薄いから揚げを!

Q2.鶏ささ身or牛フィレ肉?

正解:牛フィレ肉

●ラクにダイエットを乗り切るには腹持ちも大事
ダイエットの定番は鶏ささ身。脂肪は少ないが、満腹感に欠ける。牛フィレ肉は脂肪燃焼を促進するカルニチンや不足しがちな鉄分、ミネラルが多く腹持ちもいい。ダイエット中こそ腹持ちのいい牛フィレ肉を。

Q3.そうめんorざるそば?

正解:ざるそば

●そば粉の含有量が多いものを選択
そうめんの原料は血糖値が上がりやすい小麦粉。そばの原料のそば粉は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。麺類を選ぶならそば。特にそば粉の含有量が多いものを。

Q4.シューマイorギョウザ?

正解:シューマイ

●同じ中身なら“焼く”より“蒸す”が正解
中身が同じひき肉の場合、ギョウザのほうが皮が厚くて大きく、シューマイのほうが薄くて小さめ。さらに蒸すシューマイより、油で焼くギョウザは高カロリー。

Q5.はちみつorメープルシロップ?

正解:メープルシロップ

●日本人に不足しがちなミネラルが豊富なのは?
メープルシロップははちみつに比べて低カロリーで、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど不足しがちなミネラルが豊富。「メープルシロップ風」は成分が違うので注意。

Q6.日本のカレーorインドカレー?

正解:インドカレー

●インドカレーはヤセ活食の王
味の濃さと本物感で太りそうなイメージのインドカレー。実は脂肪燃焼効果のあるスパイスが含まれるヤセ活食。日本のカレーはルーに小麦粉を使うので、糖質過多に。

Q7.肉まんorあんまん?

正解:肉まん

●あんと皮の糖質Wパンチで血糖値上昇
生地にラードが練り込まれた「○○まん」は1個200~300kcalもある高カロリー食。選ぶならあんまんより糖質が少なく、中身のひき肉からタンパク質がとれる肉まんを。

Q8.ミートソースドリアorマカロニグラタン?

正解:マカロニグラタン

●コクのあるものほど太ると心すべし
ドリアはご飯を油で炒めており、ミートソースのひき肉で脂肪も多く高カロリー。ただしグラタンでも「とろ~り」にはチーズが、「濃厚」には生クリームが使われていることがあるので注意。

教えてくれたのは

安中千絵先生
管理栄養士。㈱タニタ勤務などを経て独立。企業の食・健康事業のコンサルティングや講演会等でも活躍。著書に『やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい』(PHP研究所)など。

取材・文:金子優子、山本美和 構成:芦田夏子、与儀昇平

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