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実は「超乾燥」してるかも!オイリー肌さんが今スグすべき2つのケア

  • 2015.1.13

油とり紙が手放せないという人に「アナタの肌タイプは?」という質問をしたら、想定される回答は「脂性肌もしくは混合肌です」でしょうか。

実は、ここ数年で増えているのが、“普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌”という従来のカテゴリー4つに当てはまらない『乾燥型脂性肌』という肌タイプ。自覚がなかっただけでアナタの肌も実はこのタイプかもしれません。

混合肌とは別モノ!「乾燥型脂性肌」とは

一見、『乾燥型脂性肌』は“混合肌”と同一視しがちですが異なるものです。混合肌がいわゆる“Tゾーンのみ”オイリーで他はカサついているのに対し、乾燥型脂性肌は“全体的にオイリー”(見た目がギトギトしていなくても肌表面の油分が多い)な状態にあります。

乾燥しているかと思いきや、ニキビや吹き出物がたびたび出来てしまう人は、このタイプの可能性が高いです。“インナードライ”とか“オイリードライ”、とも言われています。

乾燥しているのになぜ“オイリー”なのか

『乾燥型脂性肌』の文字どおり、肌表面は油分が多くても、実は内部の乾燥が深刻な状態なので、肌は今以上の水分蒸発を防ごうとして、皮脂膜を張ることで乾燥から肌を守ろうと働きかけます。結果、本人としては“オイリー”に感じがち。

やりがち!「乾燥型脂性肌」の誤ったケアとは

一番避けるべきことは、皮脂を取り去ろうとする行為です。「乾燥性脂性肌」は、皮脂と水分のバランスが崩れている状態なので、今よりも水分量を増やすことに注力する必要があります。これを知らずに誤ったケアを続けていると、ますます悪化させてしまうので即見直しましょう。

乾燥性脂性肌への「攻めのケア」

(1)肌内部の水分量を増やす

浸透力のよい“保湿タイプ”の化粧水を使って、コットンパックで肌内部までしっとりさせます。その後、美容液→乳液もしくはクリームで、水分が蒸発しないようしっかりフタをしておくことが必須です。

肌内部に水分を貯える働きをする『セラミド』成分配合に注目してみるのがオススメ。

(2)ターンオーバーを整える

ターンオーバーは、早すぎでも遅すぎてもよくありません。乾燥性脂性肌の場合は、クレンジングや洗顔料で皮脂を過剰に落とし過ぎないようにしましょう。

また睡眠時間をしっかり確保すること、ストレスをためないこと、バランスのとれた食生活を送ること……といったスキンケア以外の要因も、ターンオーバーを整えるのに必要な土壌となります。

残念ながらスキンケアは的がズレていたら毎日していても功を奏しません。季節や加齢によって、日々変化している肌状態を見極め、その時々にあったケアをできるかが大人の女性には必要となってくるのではないでしょうか。

(コスメコンシェルジュ:ささきひろこ)

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