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炒めなくてOK! 土鍋ひとつでパラリと仕上がる「カレーピラフ」【今日の時短ごはん Vol.35】

  • 2017.11.22
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。

実りの秋といいますが、 お米も秋の味覚のひとつ。新米の季節、炊きたてのピカピカご飯がおいしいですね。でも、白いご飯が苦手なお子さんも多いのでは? 今回は、子どもが好きな「カレーピラフ」を、生米から土鍋で炊く方法をご紹介します。

カレー風味がたまらなくて、ついつい食べ過ぎてしまう絶品ピラフです。

炊飯器だと、お米が炊けるまでに結構時間がかかりますよね。でも土鍋を使うと、朝、お米を研いで水に浸しておけば、帰ってきて30分でたき上がります。土鍋での炊飯は、慣れないとドキドキするかもしれませんが、意外と簡単にできるんですよ。

今は新米の季節、土鍋で炊いた新米の味は、もう最高です! ふっくらと一粒一粒のお米が立っていて、一口食べたらそのおいしさにやみつきになるはずです。

本格的なピラフは、ご飯を炒めた後に炊飯しますが、今回は忙しいお母さんでも簡単に作れる方法をご紹介。土鍋の中にカレー粉やオリーブオイルを入れて火にかけるだけ! 簡単にお子さんが好きなカレー風味のピラフが完成しますよ。

土鍋ならではの炊きたてのおいしさは、カレー味でも同じ。お子さんもきっと喜んで、パクパク食べられることと思います。白米を水につける時間は30分でも大丈夫ですが、できれば2時間以上水に浸しておくと消化よく、ふっくらと炊きあがります。

炒める手間もなく、土鍋に入れるだけの時短ピラフ、さっそく作ってみましょう。

■カレーピラフ
調理時間30分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料 4人分>
白米 2合
水 360cc
オリーブオイル 大さじ1
カレー粉 大さじ1
塩 小さじ1
とうもろこし 大さじ3
玉ねぎ 1/2コ
にんじん 2cm分

<作り方>
1、白米を研いでザルにあげ、分量の水に浸しておく。

2、玉ねぎ、にんじんは一口大に切る。

3、土鍋に1と2、とうもろこし、オリーブオイル、カレー粉、塩を入れてふたをして中火にかける。沸騰したら一度強火にしてからごく弱火にして、10分たく。

4、10秒ほど強火にし、火からおろして10分蒸らす。

5、縦に切るように混ぜて、器によそる。

野菜とお米と調味料を土鍋に入れれば、あとは土鍋がおいしく仕上げてくれます。炊きたてのホカホカを召し上がれ! カレー味で食べやすいので、お野菜も知らず知らずのうちにたっぷり食べられます。

今回は、オリーブ、枝豆をトッピングし、うずらの卵、リーフレタス、ミニトマトなどの彩りを添えてみました。お好みでいろいろな具をトッピングすると、さらに楽しく食べられますよ。

■「カレーピラフ」のアレンジ例

大好きなカレー味のご飯があれば、お子さんの好きな料理に簡単に変身します。

ライスコロッケ

パン粉とオリーブオイルよく混ぜ、一口大に丸めた「カレーピラフ」をまぶしてオーブンで焼けば、簡単ライスコロッケのでき上がり!

「カレーピラフ」の水分を多くすればカレーリゾットが味わえます。ホワイトソースを加えればドリアに、卵焼きを乗せればナシゴレン風に。カレーピラフさえあれば、楽しいお料理に簡単にリメイクできますよ。

驚くほど簡単に作れる土鍋炊き「カレーピラフ」。ほんのり辛くて、食欲がすすみます。ぜひお試しくださいね。
(越野 美樹)

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