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落ち着いて見極めよう。焦ってもいい恋ができない理由

  • 2017.11.21

いい人と出会って、いい感じになって付き合うまで数ヶ月、付き合ってから、結婚ムードになるまで数ヶ月、ムードになってから実際に結婚するまで数年・・・・・・もろもろ3年くらいかかるやん!


とか、好きな人がいるけど、すごくモテる人だから早くしないと他の子にとられちゃう!
とか、いろんな理由で、恋に焦る人がいます。


けど、恋に焦ってもいい恋はできない。
今回は、そのことについて少し考えてみたいと思います。

恋活は就活と似てる?

私の知り合いで某有名企業の採用担当をしてる人がいるんですが、その人曰く、
「ここしかないんです! みたいにすがってくる感じの人は、不採用になりやすい。逆に、「就活は結局はご縁なので、お互いにフィーリングが一致したところにいければ幸せって思ってます」みたいなある程度の余裕がある人の方が、いろんなところから内定もらってるんだよ」ということなんです。


ここで考えてみると、就活と恋活は、数ある選択肢の中から、お互いに両想いになってはじめてゴールインというところが似てますし、どちらも大きな決断という意味で、よく似てます(企業にとって、一人を採用することは、数億円規模の投資をすることと同じ、とよく言われます)。


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また、恋愛では、精神的に対等であってはじめて、両想いが成立しますよね。これは、出会いの時点でもそう。
「恋人はたしかにほしいけど、まあ焦らず、いい人が現れたらそのときだね」と思ってるところに、突然、「私はあなたしかいませんからー! お願いお願いお願い! すぐに付き合いましょう!」とヘッドスライディングをしながら頼み込んでくる異性がいても、なんだか、あまりの温度差に気圧されて、「いや、まだそういうノリじゃないわ・・・・・・」と敬遠してしまうでしょう。


就活も恋愛も、たしかに恋人(内定者)はほしいけど、適当に吟味もせず選ぶわけにはいかないと思っている人がほとんどだから、焦りを見せてはいけないんです。


それに、焦っている人は、「この人、他では相手にしてもらえないのかな。かわいそうだな」と同情すらさせてしまうことが多いです。自分が同情をしてしまうような相手を、大事なパートナーにはできないですよね。

「恋は盲目」ではいけない

また、先の採用担当の人はこうも言います。
「初回の面接から、私はこの会社一本に絞ってます! 社風、事業、人材すべてに惚れてます!みたいな人をいざ採用してみても、蓋を開けてみると『なんか違った』みたいで、ミスマッチになることが多い」


周りをよく吟味もせずに、ただフィーリングでオファーをしてきているような人は、要するに「恋に恋してる」状態に陥ってしまっていて、本当に自分のことをよく理解した上で好きになってくれているわけじゃないんじゃないかという心配です。


男子は女子に一目惚れしたりすぐしてしまいますが、初見で猛烈に求愛されても、「まあまあ、お互い何にも知らないじゃん?」と冷静にあしらいたくなりますよね。
焦って「恋は盲目」になってしまっては、あなたの気持ちすらも十分に届かない。ゆっくり焦らず温めて、それから伝える気持ちの方が、相手からするとやっぱり嬉しいんですよ。

焦りを利用する男子も

焦りのせいで、単に恋が空振りに終わるだけならまだしも、それを逆手にとって、遊びに利用する男子もいます。
最近では、出会い系SNSで、女漁りをしてる男子が増えてるって知ってました?


私の知り合いにもこれをやってる(ひどい)男子がいて、彼曰く「出会い系にいる女子は、めっちゃ必死だから、付き合う感じを出せばすぐにヤレる」なんてほざいてます。
もちろんこんなのは、騙す男子が悪いですが、どっちが悪いとかそういう話じゃなく、騙されてはいけないわけです、そもそも。

そもそも焦る必要なんてない

それでも、焦らなくちゃいけない理由がどこかにあるのなら、誰もここまで言いません。

けど、そんな理由なんていったいどこに?


好きな男子がいて、その人がもしもモテモテで急がないと他の女子のものになってしまうリスクがあるにせよ、焦ってしまうことであなたの魅力が半減してしまう可能性、あなたの気持ちが十分に伝わらない可能性を考えたら、他人にとられるリスクを受け入れて、じっくりじんわりとアプローチした方が、後悔ないと思います。


まだ好きな人がいない人。今どき、出会って数ヶ月で結婚して幸せになるなんて、そこらじゅうで起こっていることです。素敵な人に出会うためなら、何年間を費やしてもいいじゃないですか。


だって、「出会ってから何年もかかっちゃうしなー」って言って焦ってテキトーな人と結婚してしまったら、失うのは一生分の人生なんですよ?(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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